1月1日付けの「山梨日日新聞」において、武蔵学園を創設した根津嘉一郎(初代)が紹介されています。
東武鉄道や東京地下鉄道(現東京メトロ)など多くの鉄道事業に携わり、政財界で活躍した根津嘉一郎(初代、1860~1940)は、1922(大正11)年にわが国初の七年制高等学校である旧制武蔵高等学校を創設しました。
そして、旧制武蔵高等学校は「人間形成を根幹に、明日の新しい日本を担う、優れた人材を育てる」という理想を掲げその後の学制改革にともない、1948(昭和23)年に新制武蔵高等学校、1949(昭和24)年に武蔵中学校、武蔵大学となりました。
創立から90年以上を経た現在、激しく揺れ動く社会環境の中にあって、創設時に掲げた「建学の三理想」は、今なお褪せない価値をもち続けています。
【建学の三理想】
1.東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物 2.世界に雄飛するにたえる人物 3.自ら調べ自ら考える力ある人物→山梨日日新聞電子版 【鉄道王・根津嘉一郎(山梨市出身)もう一つの顔】