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2016.12.19

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日本・東アジア文化学科 水口拓寿教授 共編『中国伝統社会における術数と思想』が刊行されました

人文学部日本・東アジア文化学科 水口拓寿教授 共編
『中国伝統社会における術数と思想』汲古書院、2016年


●本書の概要
自然の中に現れる数や形を解釈して、それが人に与えるメッセージ(未来の予示や、政治に対する戒めなど)を読み取ろうとする営みを、漢語で「術数(或いは数術)」と総称します。術数の思考は、天人相関論や陰陽五行説といった中国古来の世界観と関わりが深く、人体について探究する医薬の学術とも接点を持っていました。亀甲を用いた占いや、風水などが術数に含まれるのは勿論ですが、今で言う数学や天文学も、伝統的には術数の一部として認識されるものでした。
本書は、池田知久氏(東京大学名誉教授)と水口教授の共編による論文集で、殷周から明清まで6つの時期における術数が取り上げられ、中国から日本に及んだ影響についても目が向けられます。第60回国際東方学者会議(東方学会主催、2015年5月)で行われたシンポジウムに基づき、独立行政法人日本学術振興会より科学研究費補助金(研究成果公開促進費)を受けて刊行されました。論文7篇収録、274頁、図版多数。

●編者より一言
大学院で教えを受けた池田先生と一緒にお仕事ができたこと、そして北京大学の李零教授を初め、術数研究の第一線におられる方々にご寄稿いただけたことを、心から光栄に思います。術数は中国古典研究の重要な分野であるだけでなく、現在の華人社会にも大きな影響を与えています。本書の刊行を契機として、術数に対する注目が一層高まることになれば幸いです。(水口 拓寿)

ぜひ、ご一読ください。


中国伝統社会における術数と思想

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