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2015.8.24

武蔵大学

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社会学部

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メディア社会学科・ 奥村信幸教授が『インテリジェンス・ジャーナリズム』の翻訳を担当しています

社会学部メディア社会学科・奥村信幸教授が翻訳を担当した『インテリジェンス・ジャーナリズム-確かなニュースを見極めるための考え方と実践』(ビル・コヴァッチ 著、トム・ローゼンスティール 著、奥村信幸 訳、ミネルヴァ書房)が、8月20日に刊行されました。

ニュースとつきあうためのスキルとは?本書では、多彩な実例をもとに、私たちがニュースから充分に情報を得るための判断と評価の技術を解明しています。ぜひ、ご一読ください。

■『インテリジェンス・ジャーナリズム
  -確かなニュースを見極めるための考え方と実践』
【目次】

日本語版への序文
第1章 これから何を信じればいいのか
第2章 いつか来た道
 1 手書きの言葉
 2 印刷媒体
 3 電信とニュースの誕生
 4 ラジオ、安心、崩壊
 5 テレビ、新聞、政治の全国化
 6 ケーブルテレビの24時間体制のニュース
 7 デジタル技術と消費者の選択
第3章 疑いながら物事を知る方法——検証のためのスパイ技術
 1 疑り深く物事を知る方法
 2 それは、どんなコンテンツなのか
第4章 完全さ――何が書かれていて、何が欠けているのか
 1 ストレートニュース――出来事を構成する事実
 2 意味づけするニュース――事実の持つ意味
 3 認証するニュース――何を信じることができるか?
 4 パラダイムを変える報道
 5 権力監視の報道――告発のジャーナリズム
第5章 ソース――その情報はどこからもたらされたのか
 1 情報源とトーキング・ポインツの巧みなコントロール
 2 情報源、その意図およびバイアス
第6章 エビデンスと検証のジャーナリズム
 1 エビデンスと飛び込みのニュース
 2 エビデンス、懐疑主義、念入りな吟味――見ることと知ることの違い
 3 エビデンス、分析、意味
 4 偏見のない態度を持ち続ける――ニュースに意味をあてはめる方法
第7章 断定や決めつけ――どこにエビデンスがあるのか?
 1 エビデンスと断定のジャーナリズム
 2 エビデンスと主張のジャーナリズム
 3 エビデンスと利益集団のジャーナリズム
第8章 いかにして真に重大な問題を発見するか
 1 信頼できるニュースを見つけるための方法論を探す
 2 ニュースの消費者としてより大きな責任を果たすには
第9章 次世代のジャーナリズムに必要なもの
 1 ゲートキーパーを越えて――新しいメタファー
 2 よりよいジャーナリズム
 3 新しいニューズルーム
 4 知識を生み、広める役割を担う報道機関
 5 ニュースの新しい原始的単位
 6 古いニュースの慣行は尊重されるべきか?
終 章 物事を知る新しい方法
あとがき
付 表
  ニュースとなる出来事をオンラインで伝える際の50のツール
訳 注
解 題
 この本と「すぐれたジャーナリズムのためのプロジェクト」について
謝 辞
人名・事項索引

インテリジェンス・ジャーナリズム(奥村先生)

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