英語の勉強の発想や方法について、「英語学習 飛躍の5か条」としてお話いただきました。その中でとくに印象的だったのは、「英語は訳さずに理解すること」ということでした。日本語で訳す無駄を省いたほうがよい、と脳科学者の茂木健一郎氏も主張しているとのことです。読んだり、聞いたりしたことについて書いたり、話したりするときに時間がかかり過ぎるうえに、「書く」「話す」ときのロジックの流れが日本語と英語で違うので、英語は英語のまま理解するように心がけましょう、と力説されていらっしゃいまし た。
インプット量を増やし、英語の回路を作ることが必要。そのためには、英文を音読することと、易しい英文を多読することは必ずやるべきであるとのことです。そして、英字新聞などで同じ話題の英文を継続して読むと単語も定着しやすくなり、英語を使う場面を想定してインプットするとなおよいと説明されました。
また、英語は独習だけでは身につかないので、独習したら「使う」、使ったらまた「独習」するということを繰り返すこと – 幸い武蔵大学には1号館3階に英語を使える場所(
MCV)があるので、どんどん活用しましょう。英語学習を集中的に3か月間続けると、英語力がついたことに気づく日が突然やってくるので頑張りましょう、と激励していただきました。