社会学部メディア社会学科・南田勝也教授 著
『オルタナティブロックの社会学』花伝社、2014年●本書の概要「波」から「渦」へ、「表現」から「スポーツ」へ――。最後のロックレジェンド、カート・コバーンを境界として、90年代以降の伝説なき時代にロックはどのように変化し進化を遂げたのか。カウンターカルチャーの重責を免れたオルタナティブロックの歩みを、多彩かつ緻密な考察で検証したロック研究の到達点。
●著者より一言本書はロック音楽にまつわる現代的な事象を包括的に把握するべく書かれたものですが、読んでいただくフックとして世代論も切り口のひとつとしています。ビートルズ世代、オルタナ世代、そして現代の若いロックフェス世代に向けて、何かしらのアイディアを提供できていると思います。ロックに魅了されてやまない高校生や大学生に「これからのロック」を考えるきっかけをつかんでもらえればと願っております。
ぜひ、ご一読ください。