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2014.2.21

総合研究所

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公的研究費

JST先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、人文学部・藥袋教授を中心とした開発チームは、牛肉(フレーク状、低濃度)認証標準物質を開発いたしました

放射能測定資本信頼性を確保するには、測定対象と類似の組成を持ち、計量トレーサビリティも確保された標準物質が必要です。標準物質と測定対象の分析値を比較して初めて、信頼性の高い放射能測定を行うことができます。今回、藥袋教授を中心とした開発チームは、本年3月に開発された「牛肉放射能分析のための標準物質」よりも低濃度の牛肉標準物質を開発しました。国内の実績ある試験研究機関(大学・国公立研究機関・民間試験機関等)の協力の下、開発チーム、日本アイソトープ協会ならびに日本分析センターの専門家による評価が行われた後、日本分析化学会の専門家による協議を経て、認証値を確定いたしました。

「牛肉の放射能分析のための標準物質」は、平成26年1月14日から日本分析化学会発行の標準物質として頒布が開始されています。
 
<標準物質に関する問い合わせ先>
公益社団法人 日本分析化学会
URL:http://www.jsac.jp/
 
<先端計測分析技術・機器開発プログラムに関する問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構 産学基礎基盤推進部 先端計測室
URL:http://www.jst.go.jp/sentan/
 
<採択課題ご参考>
開発課題名:放射能環境標準物質の開発
チームリーダー:武蔵大学 人文学部 藥袋 佳孝 教授
サブリーダー:環境テクノス株式会社 岩本 浩 企画開発部取締役部長
中核機関:学校法人根津育英会武蔵学園 武蔵大学
参画機関:環境テクノス株式会社
国立大学法人 埼玉大学
独立行政法人 産業技術総合研究所
公益財団法人 日本国際問題研究所
公益社団法人 日本分析化学会
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