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2011.12.21

武蔵大学

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12/17(土)【三学部横断ゼミ】学内発表会報告

12/17(土)【三学部横断ゼミ】学内発表会報告

三笠製薬株式会社担当グループの発表
12月17日(土)「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の学内発表会が協力企業である栄香料株式会社、鈴茂器工株式会社、マサル工業株式会社、三笠製薬株式会社、株式会社井口機工製作所、三球電機株式会社の方々をお招きして、武蔵大学8号館8503、8603、8604教室において開催されました。

このゼミナールは、経済、人文、社会の三つの学部からメンバーが集まり、それぞれの専門知識を活用しながら、企業から与えられた課題(「CSR報告書の作成」)に取り組むというものです。
後期は74名が履修しました。

参加者223名(うち協力企業・一般企業16名、父母21名、大学関係24名、学生148名、企業9名、そのほか5名)の前で、緊張した面持ちで学生たちは作成したCSR報告書を企業の方にお見せすると同時に、どのようなプロセスを経て完成に至ったのか、そのプロセスでどのような気づきがあったのかを約40分間プレゼンテーションしました。

学生たちは授業以外の時間にも毎日集まり議論を重ね、さらにこの授業用の独自のSNSの中で企業の担当者の方に連携をとりながら、この課題に取り組みました。
報告会では発表後、企業の方から「中間発表会のときと顔つきが違う」「自分が気付いていない会社の顔を知ることができた」「課題解決のプロセスで学んだことが大切」など温かいお言葉をいただきました。

~発表会の学生の感想をSNSの日記より紹介いたします。~

私は横断ゼミを通して、「人の難しさ」「人の有難さ」を身を持って経験した。
フェーズ1では自分の中の常識がひっくり返される日々だった。とにかく必死に、がむしゃらに頑張って一人一人に気を配り、「チーム」でやっていこうと全身全霊で挑んでいた。
しかし、今まで自分が何をしていたのか、何のために頑張ってきたのかある一言でわからなくなってしまってしまう時もあり今となってちゃんと言えるが、本当につらくて発表ができるのかさえ、わからなかった時もあった。
だが、その一番辛かった「人の難しさ」を味わった時に先生方、友人や先輩方、家族に暖かい言葉をいただいて、支えてもらい「人の有難さ」を身をもって実感した。
そのため、フェーズ2ではフェーズ1で経験したことは無駄じゃない、大きな糧にしてやろうと前向きに思い環境づくり・チームをよくしていくことを余計に、時間をかけて行うことを心がけた。たった一言の感謝の言葉や気づかいで誰かが救われること、雰囲気がよくなっていくこと、当たり前のようでなかなか気づけないこと忘れがちな大切なことをフェーズ1、フェーズ2では改めて思い出すことができた。
チームについてみんなで話し合ってそれらにみんなが気が付き、そのちょっとした優しさや気づかいがチームに広がり日に日に、より一層いいチームになっていったと思う。大変だけど楽しい、このチームなら、大変さが全然苦じゃないこんな風に思えるのは、本当にすごいことだと思う。
フェーズ1の経験があったからこそ、このすごさと有難さをより一層感じた。
一生のうちで、横断ゼミのように人と全力でぶつかりあい、課題を形にしていき何かを成し遂げて、共に泣くという経験なんてなかなかできない。横断ゼミを通して、人との出会いは、自分を磨く、自分を形成していくものなんだと実感した。
私のこれからの人生において、横断ゼミの経験が大切な宝物になり、大きな糧になると思います。
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「学部横断型課題解決プロジェクト」の授業は、文部科学省平成21年度<大学教育・学生支援推進事業(教育GP)>の採択事業となっています。


【お問い合わせ先】
武蔵大学教育GP推進チームE-mail:semiproject@musashi.ac.jp
→三学部横断型ゼミナール・プロジェクトの詳細はこちら
→三学部横断型ゼミブログはこちら
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