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2010.7.6

武蔵大学

三学部横断ゼミ

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7/3(土)「学部横断型課題解決プロジェクト」授業の発表会のご報告

7/3(土)「学部横断型課題解決プロジェクト」授業の発表会のご報告

2010年7月4日(土) 8号館8603、8604教室において「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の最終成果報告会が、協力企業であるスガツネ工業株式会社、大陽ステンレススプリング株式会社、株式会社フォーバル、リオン株式会社の方々をお招きして開催されました。

このゼミナールは、経済、人文、社会の三つの学部からメンバーが集まり、それぞれの専門知識を活用しながら、企業から与えられた課題(「CSR報告書の作成」)に取り組むというものです。
昨年度までの1セメスター1クラス開講から今年度は2クラス開講とクラスが増え、前期は65名の学生が履修しています。

参加者131名(うち協力企業・一般企業21名、父母19名、大学関係8名、学生83名)の前で学生たちは、作成したCSR報告書を企業の方にお見せすると同時に、どのようなプロセスを経て完成に至ったのか、そのプロセスでどのような気づきがあったのかを、緊張した面持ちでプレゼンテーションしました。

この課題のために、毎週授業中に密度の濃い議論を重ね、さらにこの授業用に独自に立ち上げたSNSの中でも、分からないことを企業の方へ問いかけたり、授業内で終わらなかった疑問を学生同士でぶつけ合う様子が見られました。報告会では発表後、企業の方にお褒めの言葉をいただき、また「同じ年齢の人だけではなく、これからはいろいろな世代の人と交流していくことを大切にしてほしい」というアドバイスをいただきました。
今回の発表会の学生の感想をSNSより紹介いたします。

「中間発表のときはボロボロでとても申し訳ない感じだった。しかも達成感がないことで、自分はフェーズ1でなにもしていなかったというのを改めて思い知らされた。

しかしフェーズ2になり最後の一週間となったときに自分たちのパワーポイントがどんどん良くなるのを感じた。それは皆からしたら少しかもしれないけど自分が横断ゼミに参加していて、微力ながら力になっているのではと感じさせるものだった。
そして中間発表では感じられなかった達成感やチームで頑張るという大切さを得ることができた。

自分はこのプロジェクトではっきりと成長した点というのは現れていないと思う。
また最初から優れていた点というのがあったわけでもないので、チームに対して支えてもらうばかりで迷惑をかけた面が多かったのがとても悔しい。
でもこの悔しいと思えることが自分では嬉しくも感じる。

これからはこのプロジェクトで見つけた多くの弱点を克服し、少ない長所をのばしていきたい。
焦らずゆっくり弱点から克服していこうと思う。

自分がこのプロジェクトをやって来られたのは、チームのメンバーはもちろん、普段から一緒に遊んでいる周りのみんなが支えてくれて、くじけたときには励ましてくれたおかげです。
改めてみんなにお礼がしたいです。」


「学部横断型課題解決プロジェクト」の授業は、文部科学省平成21年度<大学教育・学生支援推進事業(教育GP)>の採択事業となっています。

三学部横断型ゼミナール・プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

お問い合わせ 
E-mail:semiproject@musashi.ac.jp
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