人文学部卒論報告会が開かれました。
去る1月30日(金)に人文学部の4年生、総勢29人による卒業論文報告会が開かれました。今年は3年生の参加が多く、翌年の自分たちの姿を思い描きながら、先輩たちの力強いプレゼンテーションに見入っていました。プログラムと報告タイトルは以下のとおりです。
報告会プログラム
【日程】平成21年1月30日(金) 13:00~
■英米比較文化学科 場所:8702
1 アメリカにおける子どもの肥満と社会
2 自由の女神設立の背景
3 Recent Trends in English Education in Japan and Their Background
-Assessing the “Action Plan to Cultivate ‘Japanese with English Abilities’”
4 メアリ・ウルストンクラフトの示した女性の生き方
-著作『女性の権利の擁護』、『女性の虐待、あるいはマライア』を通じて-
5 Interpersonal space in cross-cultural communication 【異文化コミュニケーションにおける対人距離】
(休 憩)
6 『ドラキュラ』研究 -後期ヴィクトリア朝における性の抑圧と解放-
7 Damien Hirst and the YBA The Evolution of Contemporary British Art
ダミアン・ハーストとYBA:イギリス現代アートの進化
8 The Importance of Language in British Society :Hierarchy and Socio-economic Dialects
9 『老人と海(The Old Man and the Sea)』 ~誇りの再生~
■ヨーロッパ比較文化学科
(A)場所:8503
1 13:00-13:30 「中世欧州における想像紋章への考察」
2 13:30-14:00 「記憶のサイクル ~東欧ユダヤ人の習俗について」
3 14:00-14:30 「絵はがきの流行に隠された歴史的な意味 ~なぜ世紀転換期に大流行したか」
(休 憩)
4 15:00-15:30 「迷える羊 ~夏目漱石『三四郎』とラファエル前派」
5 15:30-16:00 「ミケランジェロとブルネレスキ」
6 16:00-16:30 「絵画のなかの〈天使の輪舞〉 ~ボッティチェリの《聖母戴冠と四聖人》が描かれた背景を探る」
(B) 場所:8504
1 13:00-13:30 「複数性の国アメリカvs 単一性の国フランス」
2 13:30-14:00 「イソップ寓話の日本における受容」
3 14:00-14:30 「植物が口承文芸にもたらした力」
(休 憩)
4 15:00-15:30 「日本とフランスにおけるゴミ問題の現状比較」
5 15:30-16:00 「環境問題と市民イニシアチヴ ~ドイツと日本を比較して」
6 16:00-16:30 「EUの挑戦 ~21世紀のEUが世界に発信するソフト・パワーとは」
■日本・東アジア比較文化学科/日本文化学科/比較文化学科 場所:8603
1 13:00-13:30 『講孟余話』から見る吉田松陰の思想―山県太華との論争を通じて
2 13:30-14:00 朝鮮通信使を通じて見た日本観・朝鮮観
3 14:00-14:30 村上春樹 『アフターダーク』―エリの眠りと『白雪姫』
4 14:30-15:00 学校の怪談―「花子さん」遍歴
(休 憩)
5 15:15-15:45 一勇斎国芳の化け猫表現について
6 15:45-16:15 狂言の装束
7 16:15-16:45 ことわざから見る日本人の性質
8 16:45-17:15 少年雑誌のふろくについて