ニュース一覧「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト」の学内発表会が行われました

2008.1.8

武蔵大学

三学部横断ゼミ

イベント

「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト」の学内発表会が行われました

昨年12月22日(土)に、8603教室において、「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト」の学内発表会が開催されました。

このプロジェクトは、経済産業省「平成19年度産学連携による社会人基礎力育成・評価事業」に全国7大学のうちのひとつとして採択されたもので、経済学部、人文学部、社会学部からそれぞれ1つずつ、計3つのゼミが協働して企業からの課題に対する解決案を提案するというものです。

この日は、9月22日から始まってちょうど3か月となる学びの成果を、解決案として課題提供企業様にプレゼンテーションさせていただきました。

課題は品川区の情報関連企業3社から頂いたもので、「情報関連企業に対して文系学生がもつ思い込みを取り除き、採用活動において企業と学生の間によりよいコミュニケーションを作り出す方法」というものでした。

三学部のゼミは、セメスター前半は各学部ごとに分かれてそれぞれの専門性を生かした企業分析を行い、後半で学部混成となってそれぞれの角度からの分析を統合した解決策をひとつにまとめました。

この課題に企業HPの改善案で取り組んだチームは、文系学生には難解な業務内容を分かりやすくするため、噛み砕いた表現に書き換えたり、図解を加えたり、社風にあった色やデザインを考えだしました。企業からは実際に取り入れたいとの感想をいただきました。

また、採用試験の問題を考えたチームは、どう答えるのがベストなのかわからない心理テストのようなものではなく、その企業の理念や業務内容をよく理解してもらったうえで、学生側が自分を最大限にアピールできるような問題を考え、かつ企業のために出題の意図をまとめたマニュアルも作成するなど、大変ユニークなものにまとめられました。

企業関係者様のみならず、ご父母、教職員などが多数来場し、プロジェクト参加学生の努力のプロセスや堂々たる発表ぶりをご覧いただきました。

来年度から「学部横断型課題解決プロジェクト」の名で正規科目となる企画の第一回目の発表会ということで、期待が集まりましたが、第一期生はその名に恥じない成果を見せてくれていました。

1月には第二期生の募集が三学部で始まります。詳細はまた大学ホームページや学内掲示でお知らせします。

この場を借りまして、ご協力いただいた企業の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

課題提供企業:
(株)ビッツ(東京都品川区)
(株)大崎コンピュータエンヂニアリング(東京都品川区)
インターワイヤード(株)(東京都品川区)

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト担当教員一同

「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト」の学内発表会が行われました

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