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社会学科 在学生メッセージ

★2017年4月コース改編予定。旧カリキュラムのコースに所属する学生を紹介しています。

社会とグローバリゼーションコース

私の研究テーマ
若者の政治参加としての社会運動
「若者の投票率は低く、政治に興味がない」という言説が流布するなかで、なぜ若者がデモなどの社会運動に参加し、政治的な主張をするようになったのか。社会運動の形態の変化やデモで使用されるツールの変化についても注目しながら研究した。

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社会学科 社会とグローバリゼーションコース(旧)★ 2017 年3 月卒業
埼玉県・県立所沢北高等学校出身
就職先:地方自治体

3年次の大橋ゼミで人権問題やヘイトスピーチなどについて研究し、社会運動に関心を持ちました。当時、特定秘密保護法などが注目を集め、若者たちのムーブメントがマスコミで取り上げられていたため、若者の社会運動をテーマとした卒業論文に挑みたいと考えたのです。しかし2万字以上の文章を書くことができるテーマなのか、当初は不安もありました。そのため、とにかく関連する書籍を読み込もうと、20 冊以上の本を熟読しました。そして重要だと考える部分を引用し、自分なりの考えも書いていきました。一方で、現場を知り、客観性を確保する必要もあると考え、賛成・反対両派のデモに足を運びました。また、社会運動に参加している3名の方へのインタビュー調査も行いましたが、そこでは質問項目を考えることの難しさを痛感しました。質問内容によって回答が大きく変化するからです。そこで、先生やゼミ仲間から意見を求め、議論することで自分にはない視点から見直していきました。そして書いた文章を精査し、重要なところは残し、不必要な部分は削るという積み重ねで、卒業論文の質を高めていくことができました。

★2017年4月コース改編。旧カリキュラムのコースに所属する学生を紹介しています。

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卒業論文テーマ
商店街と大型店舗の共存共栄
社会学科 社会とグローバリゼーションコース(旧) 
2016 年3 月卒業
千葉県・県立薬園台高等学校出身
昔からの商店街がある地域に大型商業施設が進出するという現象が全国各地で見られる。両者が地域的な発展を考えながら共存するにはどうすれば良いかを考察した。同時に、商店街の存在意義について研究した。
商店街は身近な存在でありながら知らない部分も多く、その社会的役割などについて明らかにしてみたいと考え、テーマに選びました。東京スカイツリーの開業にともなって集客増を期待していた地元商店街が、実際には客の多くが大型商業施設のソラマチに流れ、目に見える効果を得られなかったという報道を記憶していたこともあり、事例として取り上げました。まず、テーマに近い先行研究の文献を調べ、地元商店街の理事の方への取材も実施。毎週のゼミでは、卒論の進捗について報告を行うのですが、先生やほかのゼミ生から「昔の商店街はどうだったのか」「行政などはどう考えているのか」など、さまざまな意見が出され、非常に参考になりました。そして、商店街を経済的な側面だけからとらえるのではなく、社会的な側面からも考察する必要があると考え、商店街が地域のにぎわい創出の拠点となりうることも提示しました。商店街イベントなどにも積極的に参加し、さまざまな世代の方と交流できたことも、私にとって意義のある経験でした。

文化とコミュニケーションコース

人と人の交流や協力関係が商店街を活性化する

社会学部卒業生メッセージ

社会学科 文化とコミュニケーションコース 2015 年3月卒業
静岡県・県立静岡城北高等学校出身

商店街の多くは現在、衰退の一途を辿っています。空き店舗が増えている、いわゆるシャッター商店街です。不況や高齢化、ライフスタイルの変化などが原因だといわれていますが、武蔵大学近くの栄町本通り商店街は、イベントも盛んで賑わいを見せています。そこで、どのような工夫をしているのか、インタビューを中心に調査しました。卒論では、その調査結果から人々の交流や協力の重要性を明らかにしました。

商店街の前理事長と現理事長にもインタビューを行いましたが、月2回会議を実施し、会議のあとも食事会を行うなど、商店街のメンバーがコミュニケーションできる場を設けているという話が印象的でした。顔を合わせて話す機会が増えるにつれて、協力関係が強くなっていったようです。「ネットワークの社会学」という授業で、人間関係において、いざというときに協力を得るためには、日頃のコミュニケーションが重要だというソーシャルキャピタルの概念を学びましたが、まさにその実例を肌で感じることができた経験でした。

卒業論文テーマ「商店街の活性化への活動と協力について」
江古田駅から新桜台駅へ続く栄町本通り商店街では、「江古田ナイトバザール」というイベントを行っている。その賑わいに驚き、詳しく知りたいと考えた。商店街が賑わいを保つためにはどのような協力関係が必要か、調査を行った。

社会心理とアイデンティティコース

自分は何者か、他者とは何者なのか。身近な生活の中からその答えを探る

社会学部卒業生メッセージ

社会学科 社会心理とアイデンティティコース(旧) 2014年3月卒業
埼玉県・県立松山高等学校出身

ファッションや流行、教育 や心理といった身近な問題から、「自分は何者なのか」ということを考える授業内容に興味をもち、このコースを選びました。授業では女性の化粧やファッショ ン、男性が女性に対して抱く「強くやさしくありたい」という心理などを考察し、人間は自分が何者かわかっていなくても、その存在をアピールしたがる動物な のだと気づきました。

所属する中西ゼミでは、「ジェンダー・ディスプレイ」について学んでいます。3年次は「社会の中での男性と女性の役 割や性差」について、文献を読んで皆と議論しました。最近、子育てに積極的に参加する男性のことを「育児パパ」や「イクメン」と呼びますが、これらの言葉 は共働きや核家族化の中で、父親の役割が変化していることを表しています。このように、普段の生活で起こる変化や事象に目を向け、人間のアイデンティティ につながる何かを見つけ出すことが、このコースで学ぶ面白さだと思います。自分という存在が社会と深く関連していることを再認識し、自分が何に影響を受 け、どのように形成されてきたのか、もっと掘り下げていきたいと強く思うようになりました。
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