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トップ 武蔵の学び 社会学部社会学部の教育方針

社会学部の教育方針

社会学部は、来るべき社会像を描くため、現在を見据え、過去から学び、将来を創る、未来志向かつ有意味な教育を行なうことを最重要ミッションと位置づけている。今日変動期にある日本及び海外諸国並びに諸地域における具体的で多様な社会問題を見出し、それらを理論的かつ経験的に分析し、望ましい市民社会のあり方を考える綜合的な構想力を持った有為な人材を育てる。加えて、人類が生活の質を高めるために、近未来の社会において如何なる関係性を築くべきかを考究し、他者の自己決定権、自己の尊厳、文化の多様性を相互に尊重しうる理性、寛容、博愛に基づく批判的精神と共感的対話力を涵養する。本学部は、この教育の基本方針の下で、社会学の専門的知識と実践的技能を活かし、これからの百年に思いを馳せ、いまからの10年を拓き、自己と地域に根付きつつ、グローバルに活躍する、真正なる地球市民の育成をはかっている。

(1) 社会学科
めまぐるしく変化する現代世界において、人権の尊重及び他者との共存の作法が切実に求められ、グローバルな視点で現代社会の問題状況を見据えつつ自己の生活を豊かにすることのできる新しい市民社会のあり方が模索されている。社会学科は、こうした状況認識のもと、4年間の少人数ゼミ・実習や卒業論文の執筆を通して、理論的に考察し、経験的に調査し、実践的に提言しうる課題解決能力を育て、行政機関・公共団体、企業や広告代理店、国際機関・NPO・NGO等で豊かな社会学的想像力をもって活躍しうる未来志向型の人材育成をはかっている。

(2) メディア社会学科
社会の情報化が急速に進展するなか、あらゆる場面でメディアを批判的かつ正確に読み解く力とメディアを活用してオリジナリティのある情報を発信する力が求められている。メディア社会学科は、4年間の少人数ゼミ・実習や卒業論文・卒業制作を通して、社会学的な発想や理論的思考を基礎としつつ、豊かなメディアリテラシーとコミュニケーション能力、グローバルな情報発信力を備え、地域社会の活性化や課題解決に市民として取り組むことのできる人材、加えてジャーナリズム や媒体制作等、各種の企業・団体の第一線で活躍することのできる先端的知識と技能を有した人材を育成している。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

社会学部は、以下に示す知識、経験、技能、判断力を育み、卒業必要単位124単位を修得した学生に学士(社会学)の学位を授与する。
  • 全学共通の総合科目を通じ、自然科学、人文科学、社会科学の広範な教養を身につけ、実社会での様々な仕事に対応し得る基礎的な知識、経験等を深めること。
  • グローバル時代の情報収集、その整理・検討等ができるように外国語運用能力を確実なものとすること。
  • 社会現象、各種メディア情報を分析するための理論的な思考力と技法を身につけること。
  • 社会学部の学びの核となる調査、分析、解釈、制作及びそのリテラシーにかかわる専門的な知識を身につけ、実習による経験を深め、技能を磨くこと。
  • 専門ゼミ、卒業論文・卒業制作を通じ、社会的意義のある研究テーマについて自ら調べ自ら考え、社会や地域づくりの政策、世論調査、商品・サービス企画、メディア開発・制作等に将来、活かせるような能力を身につけること。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

社会学部では総合科目(大学共通)、外国語科目、専門科目から成る教育課程において、専門科目のカリキュラム編成・実施方針を次のように定めている。専門科目は、「ゼミ科目」「方法科目」「理論科目」「展開科目」の4つの科目群に体系化し、1年次から4年次まで系統的に設計、配置している。
  • 総合科目は、総合的教養を身につけるための科目である。
  • 外国語科目は、諸外国の歴史と文化を学び、海外の人々と円滑なコミュニケーションをとることのできる能力を身につけさせるための科目である。
  • 「ゼミ科目」は、少人数の指導教授制を基本とする学部教育の柱であり、1年次の基礎ゼミと、卒業論文・制作を仕上げるための3、4年次の専門ゼミを必修科目として配置している。
  • 「方法科目」は、調査法の基礎的な科目群を1年次に配し、必修の調査・制作の実習授業を2年次に、加えて、2年次以降は様々な「方法科目」を各自の関心に応じて履修できるように配置している。
  • 「理論科目」は、理論・学説の基礎的な科目群を1年次に配し、2年次からは理論的知識の向上を図るように様々な「理論科目」を履修できるように配置している。
  • 高度な専門領域の修学へ導く3、4年次の専門ゼミの履修にあたっては、基礎的学びの履修条件を課している。3年次より、各学科とも専攻のコース制を設けている。
  • 卒業論文ないし卒業制作は必修とし、専門知識の向上を計り、経験を深め、技能、判断力を高める4年間の学部教育の集大成と位置付けている。
  • 各学科の開講科目については学部共通科目とし、柔軟な履修を可能としている。
  • 「社会調査協会」認定科目を開講し、より多くの学生が「社会調査士」資格を取得できるよう配慮している。

(1) 社会学科
社会学科では社会調査の基礎と理論、技法の修得を課しており、1年次は、「基礎ゼミ1・2」とし、2年次の必修科目の実習授業は、社会調査を学ぶ内容とする。3、4年次は、「専門ゼミ1~4」とし、専門知識の向上を図り、卒業論文を必修とする。3年次からは、3つの専攻コース「社会とグローバリゼーション」、「文化とコミュニケーション」、「社会心理とアイデンティティ」を修学の方向として設けている。

(2) メディア社会学科
メディア社会学科では1年次前学期を「基礎ゼミ」、後学期を「表現ゼミ」とし、2年次の必修科目の実習授業は、社会調査もしくはメディア制作を学ぶ内容とする。3、4年次は、「専門ゼミ1~4」とし、専門知識の向上を図り、卒業論文あるいは卒業制作を必修とする。3年次からは、3つの専攻コース「マスコミュニケーション」、「パブリックコミュニケーション」、「メディアプロデュース」を修学の方向として設けている。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

社会学部全体及び入学希望学科の教育の基本方針と人材養成の目的をよく理解し、これを学ぼうとする明確な意志をもち、高等学校等までの真剣な学習の成果として、本学部で学ぶのに十分な学力と学習態度・学習習慣を身につけていることが入学者受け入れの基本的な条件である。社会学は問題発見的な学問であるから、人間及び社会に対する飽くなき知的好奇心をもち、社会の諸問題を敏感に発見し、それらを多様な他者たちと支え合いながらともに解明し、また解決していこうとする姿勢をもった人を歓迎する。入学前には社会学・メディア社会学に関する専門的知識は必要としていない。ただし、本学部においては、1年次から4年次まで少人数の必修科目であるゼミ・実習・卒業論文(卒業制作)等の教育を通して、主体的な思考力、構想力、対話力、共感力等を育成することを重視し、そのための実践的な学習を行っているので、こうした学習に積極的に取り組む意欲が必要である。

(1) 社会学科
社会学科は、自分自身の問題を他者と結びつけ、人間と社会との関係性という視点から考察していこうとする姿勢をもった学生、言い換えれば、人々の相互行為、集合意識、社会システムといった観点から現代社会を読み解き、新しい社会のあり方を構想しようとする意欲をもった学生を求めている。社会学科には多様な入学者選抜方式があるが、それらはいずれもこの基本方針に沿ったものである。なおAO入試では、社会に対する問題意識とテーマレポートを執筆する力が試される。英語力に関しては原則として、実用英語技能検定、TOEFL®、TOEIC®等の成績提出を求める。

(2) メディア社会学科
メディア社会学科では、社会の情報化・グローバル化が急速に進展するなかで、社会学的な思考力を身につけ、メディア情報を分析して読み解くと同時に、自ら様々なメディア手法を用いて社会学的な知見や情報コンテンツを地域社会やグローバルな世界に向かって発信しようとする意欲をもつ学生を受け入れる。メディア社会学科には多様な入学者選抜方式があるが、それらはいずれもこの基本方針に沿ったものである。なおAO入試には、作品方式とクリエイティブ・チャレンジ方式がある。作品方式の場合は、大学入学以前に一定水準以上の映像作品等の制作業績をもっていることを要件とする。クリエイティブ・チャレンジ方式では、斬新な視点、企画のユニークさ、プレゼンテーション能力、メッセージや意図を伝えようとする意欲などが重視される。
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