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赤城山実習 2012年

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自然科学集中プロジェクトA 赤城山実習 2012年

赤城山調査実習は、正式には、自然科学集中プロジェクトAという科目名です。総合科目群「自然と環境」の実践科目に配当されています。群馬県赤城山で、植物生態学的な調査と鹿と植物との相互作用の調査とが二つの目標です。

今、大学教育のなかで課題発見型教育の重要性が指摘されていますが、自然科学の野外調査はその一つの代表的な教育スタイルです。植物生態学といっても本格的な事前ゼミを行って、あるいは、自然科学的な基礎知識を蓄えてから、現場=フィールドに出るわけではありません。むしろ、フィールドに出てから、不思議と思えることを最初の調査項目として進めていきます。

例えば巨木の下には、中くらいの木が少ないのはなぜ?この区域は巨木の森だが、斜面上には細い木が密生しているのはなぜ?鹿は木の皮を下から剥ぐのだろうか?齧るのだろうか?鹿の好きな樹種はあるのだろうか?などなど。

仮説、調査、検証を繰り返す、自然科学の基本的な調査方法によって、自分の不思議を少しずつ解明していく面白さを味わい、身につけていくことができます。

まずは森をゆっくり歩きながら、疑問を探してみるのが始まりです。植物にとって最も重要な資源は、光だとわかっていても、森で方位磁石を当てながら光の動きを指差してみるとその大切さが理解できるようになってきます。

赤城山には、武蔵の赤城青山寮が整備されていて、静かな湖畔に位置しています。周りの林は人手は入っていますが、よく整備されています。少し離れて登山道のほうへ行けば、自然林が広がっています。夏の終わり、まだまだ暑い東京を離れて、三泊四日の調査で自然のなかを歩き回れば、頭をリフレッシュできます。四年間に一度はこのプログラムに参加してみてください。

武蔵大学は文科系私立大学ですが、基礎教育センターには、このような実践科目、課題発見型の科目が多様に準備されています。ぜひ、他のページも訪れてその魅力を確かめてください。学生の参加レポートには、学びの喜びをみることができます。
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  • 2012年自然科学集中プロジェクト01

    調査の区切りには皆で集まって、データの整理を行いながら、次の調査の打ち合わせを行う。森のなかで、静かに語り合うのは教室とは全く違った空間だ。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト02

    武蔵の赤城青山寮は、多人数が泊まれる素晴らしい宿舎だ。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト03

    微気象観測装置を起動させて1分間ごとに気温と照度を記録する準備中。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト04

    調査地の森は、下草として笹が一面を多っている、結構人手の入った森である。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト05

    モミの実生が本葉を数枚出したばかり。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト06

    5年ほど成長したモミは、横枝を出し始めている。モミの葉の寿命は数年以上ある。側には、落葉樹であるカエデの仲間の実生が大きな葉を広げている。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト07

    材料の球果から種子を取り出して並べて乾かしているところ。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト08

    結実したモミの球果の一部が落ちていて、球果あたりの種子数調査の材料とした。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト09

    夕暮れが近づき、光が斜めに差し込んで来て、今日の調査も終わる。
  • 2012年自然科学集中プロジェクト10

    調査地の森のなかでは最大級のミズナラの前で記念撮影。
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