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生物学ラボワーク

植物化石を調べる‐葉っぱ化石

生物学実験では、学内の生物を材料として、生命の進化の一端を探ることが大きな目的です。これまで地球には途方もない数の生命が生き、死んできまいた。その極ほんのわずかを垣間見ることができる手がかりが、化石です。恐竜の化石をみれば誰でもその巨大さと、生命の多様性に目を見張ります。

化石3

塩原の「葉っぱ石」には、こんな風に見事な植物化石が包含されています。
生物学実験では、化石を含む岩石から、植物化石を見つけてみようという実験項目もあります。資料は、栃木県の那須塩原の博物館から送ってもらった塩原湖成層の教材「木の葉石」です。放射性年代測定によるとおよそ30万年前のものとのことです。大きな火山が爆発してできたカルデラ湖の底で、植物遺骸が泥や土砂に挟まれて出来上がりました。過去の環境が封じ込められているタイムカプセルみないなものでしょうか?

化石1

薄い層が水平に見事に積み重なっている間に化石が入っています。
薄いバームクーヘンのようになった岩石をハンマーで叩いて探します。層の間に化石が入っていれば、割れやすくなります。幸運だったら、突然、葉っぱの化石が出現します。30万年の時を瞬時に越えて、皆さんの目の前に現れるのです。細かい泥と特別な化石形成条件のため、まるで今年の落ち葉のように、驚くほどの保存状態です。こうした植物化石を現代の植物と比較して、種類を同定してみようというわけです。自分で化石を見つける楽しみを味わってください。時には昆虫の化石も混じっていることがあるそうです。

化石2

ハンマーで上手に叩くと化石の含まれている層でパカット割れることがあります。
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