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金融学科 在学生メッセージ

★旧カリキュラムのコースに所属する学生も紹介しています。

金融コース

私の研究テーマ
原油価格の変動が日本企業に与える影響
金融学科 金融コース 2017年3月卒業 東京都・私立桜美林高等学校出身
就職先:株式会社そごう・西武

日本は原油を輸入に依存しており、原油価格の変動は企業に影響を与えることが推測される。この推測を検証するため、原油価格と円ドル為替レート、産業別株価指数、鉱工業生産指数などを使い、回帰分析を行った。

金融学科 在学生

ゼミ大会を見据えて研究テーマを選ぶ時期に、原油関連のニュースを目にすることが多かったため、日本企業に絞って原油価格の影響を考察することにしました。まずはデータ収集から調査・研究をスタートさせました。1970 年から2015 年まで45 年分のデータを集め、数十の項目についてさまざまなケースを想定し、合計800 回を超える回帰分析を実施。各産業の株価や生産指数にどんな影響があるのか検証しました。結果、オイルショック前とその後では、大きな変化があったことがわかりました。オイルショック後は各企業の省エネ対策などにより、原油価格に左右されない経営体質に変わっていたのです。当初の推測は覆されましたが、思い込みが否定されたことは良い経験になりました。また、メンバーのなかでゼミ大会経験者は私1人。リーダーを買って出ましたが、はじめはそれぞれの意気込みに温度差があり、全員が一丸となる状況ではありませんでした。そこで信頼が重要と考え、ときには耳の痛いことも口にしながら関係を構築していったのです。最終的にチームをまとめることができ、忍耐力も磨かれたと思います。

金融_学生2017

ゼミ大会 発表テーマ
銅価格の変動要因
金融学科 金融コース 2016 年3月卒業
東京都・私立桜美林高等学校出身
私たちの身近に存在する銅は、どのように価格形成されているのか。回帰分析や構造変化テストなどの分析手法を用いて研究を行った。中国と世界経済に注目し、銅価格が金融商品のように変動しやすくなった要因を探った。
銅の価格が乱高下しているというニュースを見て、銅について関心を持ちました。また、中国のシャドーバンキングでは銅が担保として利用されているということも知り、ゼミ大会のテーマとして研究してみたいと考えたのです。中国国内の鉱山や需要の増加率、経済の指標などから分析を行うにあたっては、大量のデータが必要となりました。日本語のサイトでは手に入らないデータも多く、海外の金属取引所のサイトや大学の図書館の資料、学内に1 台しかない、市場データを入手できるソフトウェアが入ったPC 端末などをフルに活用しました。銅については理解することが難しく、研究の間もしばしば壁にぶつかりましたが、そのたびに先生や仲間に助けられながら進めることができました。そして、銅は広く行き渡ったことで金融商品化し、株価のように変動するという結論にたどり着くことができました。ゼミ大会の結果は準優勝でしたが、困難な課題に取り組んで、発表まで終えられたことは、自信にもつながっています。

※シャドーバンキング…通常の銀行ではなく、投資銀行やヘッジファンドなどの金融業態の総称。

2016_金融

無料アプリが
市場に普及する理由を探る
金融学科 金融コース 2015年3 月卒業
群馬県・私立東京農業大学第二高等学校出身
スマートフォンが普及し、多くのアプリを人々が気軽に利用するようになりました。日頃からなぜ無料でダウンロードできるアプリがあるのかという疑問を感じており、これをゼミ大会のテーマに設定しました。調査にあたってはインターネットの情報に頼りすぎないことを心がけ、実際に企業訪問も行いました。エンジニアの方に直接話を聞くことで、足で情報を得る重要性に気づき、より具体的な発表内容にできたと思います。

たとえば、無料の体験版を市場に出すことで初期の開発費用を抑えられることや、市場の支持を集めたものから本格的な開発を行うという考え方。この仕組みについては、フリーとプレミアムという関係性から、フリーミアムという造語が使われています。市場の変化にあわせて投資を行うというわけです。ゼミ大会では、専門用語が多くなりがちなプレゼンを、小学生でもわかるようにしようと考え、ちょっとした寸劇も取り入れるなど工夫しました。結果は準優勝でしたが、達成感を仲間と分かち合えたことに喜びを感じました。

ゼミ大会 発表テーマ「アプリ市場における無料の商品取引」
拡大しているアプリ市場について調査。この市場では、なぜ価格が無料という商品が取引されているのか、さまざまな角度から調査・研究を行った。背景にはフリーミアムという投資の考え方があるという内容の発表を行った。

証券アナリストコース

グループワークを通して、協力こそが解決への道と知った
金融学科 金融スペシャリストコース(旧) 2014 年3 月卒業 埼玉県・県立本庄高等学校出身

金融学科 在学生

このコースでは、金融業界の即戦力として活躍するための実務的な知識が身につきます。1年次に基礎をしっかりと固め、ゼミでの実践を通して専門的な学びを深めていきます。企業や東京証券取引所など、実際に金融の現場を訪ねたことも貴重な経験でした。少人数で学べることの良さを、身をもって実感しています。 

1年次後期から履修している安達ゼミでは、「株式投資」をテーマに研究しています。2年次には、4名のグループで東証上場3600社を対象に、1年分の銘柄株のデータを集め、投資信託の運用シミュレーションを行いました。現実の株価が予測通りに動かないなど、行き詰まることもたびたびありましたが、時間の許す限り何度もチームで議論を交わし、レポートを完成させました。また、3年次はスマートグリッドに着目し、エネルギー新時代における有望な株式投資の対象として総合商社を研究し、ゼミ大会にも出場しました。ゼミでの活動を通して実感できたのは、どんな困難にあっても仲間とともに知恵を出し合えば、必ず解決への道が開けるということ。苦労をともにした仲間たちと、厳しくも優しい安達先生との出会いは、私にとって大きな財産です。

金融学科 在学生メッセージ04

ゼミでのリーダー経験をきっかけに
自ら動こうという意識が高まった
金融学科 金融スペシャリストコース(旧)  2014 年3 月卒業
東京都・都立上水高等学校出身
このコースを選んだのは、せっかく金融について学ぶのであれば、より高度な知識を得たいと思ったからです。証券アナリストの資格に関する授業を少人数で受けられ、大学の卒業単位としても認定されることは、とても魅力的でした。また、資格取得という同じ目標をもった仲間たちと集中して学べる環境は、大変刺激になります。 

所属する徳永ゼミでは、「コーポレートファイナンスの実践」をテーマに学び、2年次は「日経STOCKリーグ」*に参加しました。10年後の日本の成長分野をシミュレーションし、株式のポートフォリオを作成、その過程をレポートにまとめて他大学の学生たちと競いました。また、3年次にはゼミのリーダーとなり、「経営者と企業価値」というテーマでゼミ大会に出場。東証1部上場企業200社以上の経営者データや株価の変動などを分析し、財務情報から企業評価を行いました。ゼミでの討論をスムーズに進めるため、毎回自分の考えを明確にした上で討論に臨んだことで、満足のいく内容にまとめられたと思います。リーダーの経験から、自ら積極的に行動しようという意識が強くなりました。

*日本経済新聞社主催。インターネット上のバーチャル株式投資やポートフォリオ作りなどを通して、生きた経済を学んでいくことを目的とした中学・高校・大学生を対象としたコンテスト
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