トップ
武蔵の学び

トップ 武蔵の学び 大学院 人文科学研究科 担当教員の研究領域・担当科目等日本文化専攻

日本文化専攻

2018(平成30)年度特別研究員となる教員については、2018年度は授業を開講いたしませんので、出願前に入試課へご確認ください。
:博士後期課程担当者


教授
漆澤 その子*
●研究領域・内容
日本の近現代における芸能社会史。日本の近現代及び近世の芸能(特に歌舞伎)を通じた時代社会像の構築をめざし、特に芸能の「伝統」化に関する研究を進めている。
●担当科目の内容
講義:前近代の芸能と社会文化、演習:近代の歌舞伎に関する史料研究。近世・近代の歌舞伎を中心とする芸能に関する諸論文を検討しながら、芸能史研究に関する問題点について考える。
●近年実施した研究指導の内容
例年履修した者の専門領域に考慮しつつ、関連する論文の検討と史料購読を行いながら、修士論文に向けた研究への取り組みについて考える。
→教員プロフィール
教授
小川 栄一*
●研究領域・内容
近代における日本語コミュニケーション。
●担当科目の内容
講義・演習:江戸・ 明治の談話資料を取り上げて、近代日本における標準語形成の過程をコミュニケーションの観点から探究する。
●近年実施した研究指導の内容
漱石の小説作品を資料にして、談話類型の分類やストラテジー分析を行う。漱石作品には、話し手と聞き手の意図がかみ合わない会話、沈黙の多い会話、うその会話、聞き手を翻弄する会話など、さまざまなものが現れる。これらについて漱石の創作理論を考慮に入れつつ談話分析を行い、これらに江戸の洒落本や滑稽本などの会話と一貫する共通性があり、その流れを継いで漱石が独自に展開させたことを明らかにする。
→教員プロフィール
教授
アダム・
カバット
*
●研究領域・内容
近世文学、日本幻想文学。黄表紙に見られる化け物像について研究している。
●担当科目の内容
講義:戯作と江戸の風俗史、演習:黄表紙を読む。授業では、戯作(江戸時代の大衆文学)を精読する。テキストや絵の意味を正しく理解するために、その裏にある文化も幅広く調べる。現代との共通性についても、履修生と一緒に考える。
●近年実施した研究指導の内容
黄表紙に見られる桃太郎物の変遷と笑いのメカニズムを分析する研究を指導。
→教員プロフィール
教授
黒岩 高*
●研究領域・内容
東洋史。中国ムスリムの社会史、文化史。非ムスリムとムスリムの間の社会的関係の変化や文化的交流が分析対象。
●担当科目の内容
講義:アジア社会の歴史、演習:前近代アジア社会の歴史。アジアの文化・歴史に関する専門書・論文の検討を通じ、アジア世界への独自の視野を獲得する。また、原典講読を通じて外国語文献の活用に必要な読解力を養成する。
●近年実施した研究指導の内容
民族紛争や宗教対立として取り上げられている出来事が、民族や宗教の違いによるものばかりではなく、他の社会的要因や経済的要因に根ざしている場合も多いことを見出す手法などを指導。
→教員プロフィール
教授
高橋 一樹*
●研究領域・内容
日本中世の社会経済史と史料論。人やモノの動きから首都京都と地方社会との関係を究明すると共に、多様な歴史資料の情報を抽出・解析する方法の開拓にも取り組む。
●担当科目の内容
講義:中世社会史研究、演習:中世古記録の講読。日本の中世社会が帯びる諸特質を具体的かつ論理的に把握するために、転換期の13世紀後半を中心に基本的な史料(古記録)と論文の精読を並行的に進める。
●近年実施した研究指導の内容
アジアとヨーロッパからの留学生たちと一緒に、日本中世の法社会史に関する著書を講読し、そこに引用されている文書や記録などの文字テクストを原典にさかのぼって読解しながら、論旨の確認と叙述内容の精確な理解につとめ、毎回ディスカッションを行った。
→教員プロフィール
教授
西澤 治彦*
●研究領域・内容
文化人類学・歴史人類学・中国研究。中国社会の歴史人類学的研究(中国農村社会論・都市農村関係・民族問題・移住・身体論・食事文化・中国ムスリム)。
●担当科目の内容
講義:中国社会の文化人類学的研究では東アジアにおける跪拝の誕生とその変遷、食事作法の洗練などのテーマで講義していく。演習:中国社会の文化人類学的研究では、 中国の文化人類学的研究の古典を輪読しながら、批判的に精読する。
●近年実施した研究指導の内容
アイヌの伝統的な保存食に関する調査、および調査結果を論文にまとめる手法を指導。
→教員プロフィール
教授
福原 敏男*
●研究領域・内容
日本民俗学、日本文化史、日本祭礼史、日本風流史。祭りのなかの役割(一つもの)、各地の祭礼絵巻、聖地・霊場を描いた参詣曼荼羅、浚渫作業砂持ちに伴う風流などの実証的研究。
●担当科目の内容
講義:京都歴史民俗研究では、京都の年中行事書を読む。演習:江戸歴史民俗研究では、『東都歳事記』という近世後期の江戸歩きのガイドブックを輪読し、斎藤月岑という町名主の目を通して江戸の寺社や名所について学ぶ。
●近年実施した研究指導の内容
長野県千曲市の雨宮御神事という祭礼に関して、修士論文を執筆している院生とともに同祭礼を検討した。一緒に参与観察(フィールドワーク)に赴き、ゼミでは研究史整理や関係古文書の解読を行った。
→教員プロフィール
教授
丸山 伸彦*
●研究領域・内容
日本の染織史・服飾史。小紋、素襖、型染。日本の染織とその表現の場である服飾について、特異な発展を遂げた文化的特質を探るべく、美術史的立場から研究を進めている。
●担当科目の内容
講義・演習:中近世の型染史研究。江戸時代に記された文献史料と実物の遺品を研究素材とし、近世から近代に至る意匠・技法の展開を検証していく。
●近年実施した研究指導の内容
2014年度に練馬区立ふるさと文化館で開催された型染の展示において、展示解説や図録原稿の作成、実際の展示作業等に主体的に関わり、実践的研究を推進した。
→教員プロフィール
教授
水口 拓寿
●研究領域・内容
中国思想史。「術数」及び「礼楽」の理論史、また両者に関する儒教知識人の言説史を、主に宋代~清代中期の中国について研究している。
●担当科目の内容
講義:中国思想史研究、演習:中国古典学研究。中国思想史に関する一次資料(古典漢文)を教材として、テクストの精確な読解と、それに基づいての討論を行う。
→教員プロフィール
教授
渡辺 直紀*
●研究領域・内容
韓国文学・文化、比較文学。植民地時代の朝鮮や、解放後の南北朝鮮の文学行為・文化現象を、「近代」「帝国」「国民国家」などのキーワードで読み解いていく。
●担当科目の内容
講義:日・中・韓のカルスタ事例研究、演習:韓国・朝鮮とモダニティ。20世紀以降の韓国・朝鮮の文学や文化、歴史などについて書かれた日本内外の著作を輪読し、その現代的な意義を考え、履修者各自の研究テーマとの接点を見出す。
●近年実施した研究指導の内容
最近は以下のような研究書の輪読をしている。 ―王恩美『東アジア現代史のなかの韓国華僑 ―冷戦体制と「祖国」意識』、三元社、2008、李海燕『戦後の「満洲」と朝鮮人社会― 越境・周縁・アイデンティティ』、御茶の水書房、2009、新城道彦『天皇の韓国併合』、法政大学出版局、2011、日夏もえ子『越境の映画監督・日夏英太郎』、文芸社、2011、Takashi Fujitani, Race for Empire: Koreans as Japanese and Japanese as Americans during World War II, University of California Press, 2011、Jun Uchida, Brokers of Empire : Japanese Settler Colonialism in Korea, 1876-1945, Harvard University Asia Center, 2011
→教員プロフィール
准教授
戸塚 学
●研究領域・内容
日本近現代文学。特に1930年代の日本のモダニズム文学、作家の翻訳行為と創造行為との関連について研究を進めている。
●担当科目の内容
講義:日本近代文学の制度を作り上げた自然主義文学とは何であったのか、リアリズムやミメーシス概念の根本に立ちかえって考察する。演習:履修した者の専門領域や興味関心を考慮して、修論執筆に寄与する発表を定期的に行う他、論文テーマを深めることに資する周辺の文学作品や研究論文を読む。
●近年実施した研究指導の内容
上記のような観点に基づき、文学作品(詩・小説・戯曲・批評)の講読及び文学理論の講読を行い、定期的な発表を元に受講者の能力を最大限引き出すべく指導を行っていく予定である。
→教員プロフィール
准教授
福田 武史
●研究領域・内容
日本上代文学、比較文学、幼学書・古典学の影響。
●担当科目の内容
講義:古代和歌講読。重要な先行研究を紹介し、研究史をたどりながら古事記・日本書紀・万葉集の歌を読んでいく。演習:古代文学研究方法論。漢字で書かれた文献を読解するために必要な漢籍に習熟し、その知識と手法をもとに日本の古典を精読する。
●近年実施した研究指導の内容
研究の基礎として、前近代の日本人がリテラシー(漢字の読み書き)と教養をいかに獲得したのかという点を学び、それをできうる限り追体験する。
→教員プロフィール
准教授
村山 絵美
●研究領域・内容
日本民俗学。オーラル・ヒストリー研究。とくに沖縄をフィールドとして、生活文化の変遷を探るべく、民俗事象と歴史との関連について研究を進めている。
●担当科目の内容
講義:生活文化研究。演習:琉球・沖縄民俗研究。前者は生活文化を探るための方法について、オーラル・ヒストリーに関する各種文献の講読やフィールドワークを通して検討する。後者は沖縄の民俗に関連する文献や専門論文を精読し、民俗事象と歴史との関連について考察する。
●近年実施した研究指導の内容
履修者の専門領域に考慮しつつ、前項の内容で指導を行う。
→教員プロフィール
to-top