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イギリス通貨・銀行史コレクション

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イギリス通貨・銀行史コレクション03

英国の銀行業および通貨制度の歴史に関する文献コレクションです。
17世紀末のイングランド銀行設立前後の様相をはじめ、18世紀初頭の地金論争、さらに19世紀半ばにかけての通貨主義と銀行主義の論争など、銀行制度の確立に向けて先駆者英国がたどった模索の歴史を克明に示しています。当時の銀行家手書きの手紙や私刊本など幾多の貴重な資料も含まれています。

1992(平成4)年の金融学科開設の準備として1991(平成3)年度に購入しました。その後、コレクションの充実のために、1993(平成5)年に81点と73Actsを追加購入しました。以後、毎年数点の追加購入をして、充実をはかっています。

主題別構成

主題別構成
主題点数
銀行業および通貨制度に関する理論書 205点
イングランド銀行に関するもの 92点
スコットランドおよびアイルランドの銀行業に関するもの 141点
地方銀行・民間銀行・株式銀行に関するもの 154点
貯蓄銀行に関するもの 194点
海外における英国系銀行に関するもの 66点
銀行業に関する諸法令および銀行実務に関するもの 679点
イギリス銀行業の歴史に関するもの 149点
通貨、貨幣鋳造、銀行券、代用貨幣等に関するもの 123点
合計 1,803点
1992年9月21日現在
刊行年別構成
刊行点数
1641年刊行2点
1560-99年刊行 44点
1700-49年刊行 49点
1750-99年刊行 233点
1800-49年刊行 426点
1850-99年刊行 399点
1900-49年刊行 338点
1950年以降の刊行 289点
合計 1,780点
1992年9月21日現在 *刊行年不祥のものを除く

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資料

イギリス通貨・銀行史コレクションのカタログをご覧いただけます。

A Catalogue of Books on British Banking and Currency 
 本文 著者名索引・書名索引
「イギリス銀行 制度の展開」武蔵大学金融学科開設記念蔵書展展示資料解説 著者名索引
(1992年9月21日現在)
A
AKROYD, E
139 THE YORKSHIRE PENNY BANK.   C687-787

1.  AKROYD, E.: Proposed scheme for a West Riding of Yorkshire Working Man’s Provident Society and Penny Saving Bank. London, Kirby, 1856.
2-4. SELLERS, H.B.: Memoranda from a note book on the Yorkshire Penny Bank. Leeds, Samuel Moxon, 1899, 1901 and 1909. 3v.
5.  SELLERS, H.B.: Yorkshire Penny Bank. Head Office, Leeds. 1894. Forms and divisions of work. Leeds, S. Moxon, 1894.
6.  Origins and rules. 1859, 1872.
7.  Annual reports. 1860-1886 [and] 1887-1900. 2v.
8.  Branches opened. 1888-1904.
9.  School Dept. report. 1890-1911.
10.  Articles of Association. 1871-1897.
11.  Guarantor meeting. 1860-1892.
12.  Directors attendance book. 1930-1935 [and] 1963-1970. 2v.
13.  BROOMHEAD, L.J.: The great oak; a story of the Yorkshire Bank. Leeds, Yorkshire Bank, 1981.
№6-11: Pamphlets issued separately and brought together with collective title.

『ヨークシャー・ペニー・バンクに関する資料』
ヨークシャー・ペニー・バンクは、ハリファクスで毛織物会社を営む実業家であり、かつ下院議員であるE.アクロイド氏によってリーズに設立された(1856年発足、1859年営業開始)。その後同行はヨークシャーの至る所に支店を開設するが、そこに集まる文字通り小額(ペニーは240分の1ポンド)の労働者階級の蓄えがこの銀行に急成長をもたらした。ロンドンのナショナル・ペニー・バンクはこの銀行をモデルとして設立された。
ALLARDYCE, Alexander
82 ALLARDYCE, Alexander.
An address to the proprietors of the Bank of England. 3d ed., with additions. London, Printed for W.J. and J. Richardson, 1798.
C207
bound with:
ALLARDYCE, Alexander.
A second address to the proprietors of Bank of England stock. London, W.J. and J. Richardson, Printed for 1801.
C208
アラーディス、A. 『イングランド銀行株主への演説』
著者は国会議員であり、イングランド銀行の株主。演説の行われた1797年12月現在、同行の株価は低落していたが、業績は順調であった。著者は利益積立金の積み増しよりも株主への配当の増加を主張した。1799年に追加配当があり、1801年にさらに追加があったが、著者は第二の演説で経理の公開を要求している(株主総会で否決)。
ANGLESEY SAVINGS BANK
136 ANGLESEY SAVINGS BANK.
Rules and regulations of the Anglesey Savings Bank made conformable to the provisions of the several Acts relating thereto. Beaumaris, Printed by Enoch Jones, 1836.
C605
[Extremely rare]
アングルシー貯蓄銀行 『アングルシー貯蓄銀行の規則・規定集』
アングルシー貯蓄銀行は、1818年7月20日に設立され、ビューマリス・アムルック・ホリヘッド等で営業を行なった。
ARMOUR, James
41 [ARMOUR, James]
Proposals for restoring credit; for making the Bank of England more useful and profitable; for relieving the sufferers of the South-Sea Company; for the benefit of that of the East-India; and for raising the value of the land-interest of Great Britain. Humbly offered to the consideration of both Houses of Parliament. London, 1721.
C210
アーマー、J. (?) 『信用の回復に関する諸提案』  
副題にイングランド銀行をより有益かつ収益力あるものにする、南海会社の被害者の救済、土地の価値を高めること等が付されている。この提案は「土地銀行」構想の変形であり、政府が1000万ポンドの紙幣を発行し、イングランド銀行がそれを土地担保で貸すという案である。また1ポンドおよび5ポンドの銀行券の発行も示唆している。

93 ARMOUR, James.
Proposals for making the Bank of Scotland more useful and profitable: and for raising the value of the land-interest of North-Britain. Edinburgh, Printed by John Mosman and Company, 1722.
C299
アーマー、J. 『スコットランド銀行をより有益かつ収益力あるものとし、北ブリテンにおける土地利益を増進させる提案』  
1715年のジャコバイト反乱、南海泡沫に関連した金融的動揺(1720-21)はスコットランド銀行の立場を弱め、同行併合計画が相次いだ。最初の二つはイングランド銀行によるもので、第三番目がこのアーマーのものである。アーマーは1702年にチェンバレン博士の土地銀行案を支持していたが、このパンフレットは王立為替保証会社(1720年設立)のために書かれたもので、スコットランド銀行に正貨2万ポンドを提供することによって同行の貸出能力を高め、ロンドン、エディンバラ間の為替を振興するという内容である。スコットランド銀行はこの申し出を拒否した。
ATTWOOD, Thomas
61 ATTWOOD, Thomas, 1783-1856.
The Scotch banker; containing articles under that signature on banking, currency, &c., republished from the Globe newspaper. With some additional articles. London, James Ridgway, 1828.
C300
アトウッド、T. 『スコットランドの銀行家』  
アトウッドはバーミンガム学派の一人。バーミンガムの銀行家で不換紙幣の強力な主張者である。表題がスコットランドの銀行家となっているが、アトウッドは序言で「本書はスコットランドの銀行家によってでなくイギリスの銀行家によって書かれた。前記の署名は偶発的なものである」と奇妙な注釈をしている。
B
BANK OF ENGLAND
79 BANK OF ENGLAND.
Rules, orders, and by-laws; for the good government of the corporation of the governor and company of the Bank of England. [London, 1697 or 1698]
C212
[ローダデール旧蔵書、very rare]
イングランド銀行 『規則、指令、定款』  
イングランド銀行の定款案が株主に最初に提案されたのは1694年11月2日であった。その後3年にわたって修正が加えられ、暫定的なものとして使用された。1698年3月23日に当初の定款は廃棄され、14条からなる定款が採択された。印刷に付されたのは翌1699年であった。

80 BANK OF ENGLAND.
A copy of the charter of the corporation of the governor and company of the Bank of England. [London] 1758.
C215
[Folio]
イングランド銀行 『イングランド銀行特許状のコピー』  
イングランド銀行の当初の特許状のコピーは、株主、取締役および職員用に折々少部数印刷された。これは1758年に印刷されたもの。

81 BANK OF ENGLAND.
In consequence of an order of His Majesty’s privy council notified to the bank last night, copy of which is hereunto annexed … [London, 27 February 1797]
C217
[1st and only ed., Folio broadside]
イングランド銀行 『枢密院から伝達された勅令(イングランド銀行の兌換停止)に関連しての公示』  
イングランド銀行の兌換停止に際し、同行が最初に発表した文書(1797年2月27日付)で、イギリス金融史上のモニュメントをなすものの一つである。この直後に「銀行制限法」は議会を通過した。この文書はイングランド銀行の状況はきわめて好調であり、銀行券の安全性については何の不安もないことを強調している。

87 BANK OF ENGLAND.
A list of the names of all proprietors of stock of the Bank of England, qualified to vote at the ensuing election to be made of Governor and Deputy-Governor, on Tuesday, April 3, and of Directors, on Wednesday, April 4, 1838. Together with an abstract of the by-laws concerning elections, for the better direction of members in giving their votes. London, Printed at the Bank of England, 1838.
C222
イングランド銀行『株主名簿(1838年)』  
1838年4月3日の総裁、副総裁選任および翌4日の取締役選任に当たって投票権を有する株主の住所、氏名リスト。定款の選任に関する規定抜粋が添付されている。なおこのリストでは、総裁、副総裁、取締役の被選挙権を有する者が区別されて示されている。
BANK OF IRELAND
114 BANK OF IRELAND.
A copy of the charter of the corporation of the governor and company of the Bank of Ireland. Dublin, Printed by W. Sleater, printer and stationer to the Bank, 1798.
C301
[Very rare]
アイルランド銀行『アイルランド銀行設立特許状』  
アイルランド銀行の設立は1782年に英国議会で承認され、翌年創設された。アイルランド銀行は当初1695年に企画されたのだが成功せず、1721年にはアイルランドの下院で否決された。このため18世紀の大半を通じて銀行、通貨の動揺が絶えず、その設立提案が何度も出されている。

115 BANK OF IRELAND.
A copy of the charter of the corporation of the governor and company of the Bank of Ireland. Dublin, Printed 1783: reprinted by Browne & Nolan, 1865.
C302
bound with:
Rules, orders, and bye-laws; for the good government of the corporation of the governor and company of the Bank of Ireland. Dublin, Printed 1798: reprinted by Browne & Nolan, 1865.
C303
アイルランド銀行 『特許状(1783年、1865年の複製)』
           『規則、指令、定款(1783年、1865年の複製)』
BANK OF SCOTLAND
89 BANK OF SCOTLAND.
Act of Parliament, for erecting a bank in Scotland. Edinburgh, July 17. 1695. [Edinburgh, Printed by the Heirs and Successors of Andrew Anderson, 1695]
C304
[1st ed., Folio]
スコットランド銀行『スコットランド銀行設立に関する議会の立法』  
スコットランド銀行(現存)設立の立法である。当初の資本金120万スコッチポンド(10万英ポンド)、1株1000スコッチポンドで募集された。この立法は銀行の資本につき一切の公課を免除し、21年間にわたる同行の独占権を付与した。銀行設立の目的、経営の態様はイングランド銀行のものと同様とされていた。

95 BANK OF SCOTLAND.
An historical account of the establishment, progress and state of the Bank of Scotland; and of the several attempts that have been made against it, and the several interruptions and inconveniencies which the Company has encountered. [Edinburgh] February 1728.
C306
スコットランド銀行『スコットランド銀行の創設、発展および現状に関する歴史的考察-本行に敵対する試みと本行が蒙った試煉』  
スコットランド銀行の歴史と現状に対する、公式の見解表明である。著者は銀行業の本性からみて2行並立は不可能であるとした上で、ロイヤル銀行(1727年創設)が政治力を駆使してスコットランド銀行の運営を困難ならしめ、またその信用を失わせるよう最大限の努力をしている、と非難している。

96 BANK OF SCOTLAND.
An exact state or abbreviate of the affairs of the Bank of Scotland, as they stand balanced to the 27th March 1728, the day upon which they were obliged to stop payments, through deficiency of cash: and how the same stands this 18th June the said year. [Edinburgh] 1728.
C305
[Rare, Single sheet oblong folio]
スコットランド銀行『現金不足により支払い停止を余儀なくされた1728年3月27日現在の同行業務の状況および6月18日までの改善状況』  
ロイヤル銀行によるスコットランド銀行打倒戦略により、スコットランド銀行は1728年3月27日から4月15日まで営業停止に追い込まれた。同行は、支払停止期間中の銀行券に付利したほか、資本金の追徴、貸出の回収をはかったが、本資料は6月18日までの改善状況を報告したものである。同行はこのような困難を乗り越えて存続に成功した。
BANKERS OF SCOTLAND
105 REPORT of the deputation from the bankers of Scotland appointed to proceed to London pending the enquiry on banks of issue before a Select Committee of the House of Commons, Session 1841. London, Ordered to be printed for distribution, J.B. Nichols and son, 1841. [Rare]
C309
『下院特別委員会に対するスコットランド銀行家代表団の報告』  
1841年に、株式銀行の広範な破綻に対処するため、発券銀行に関する特別委員会が発足した。スコットランドの銀行家達は規制がスコットランドにも及ぶことを懸念して、独立した発券銀行の継続を求めて働きかけた。1844年株式銀行法はイングランドについては銀行券の追加発行を制限し、スコットランドについては新たな発券銀行の設立を禁止した(事実上の株式銀行の新設禁止)。
BARING, Sir Francis, bart.
46 BARING, Sir Francis, bart., 1740-1810.
Observations on the establishment of the Bank of England, and on the paper circulation of the country. 2nd ed. London, Printed at the Menerva-press, for Sewell, Cornhill, and Debrett, 1797.
C227
ベアリング、F. 『イングランド銀行と紙券流通に関する考察』  
著者はベアリング商会の創設者。正貨支払制限期は金融論の生成時代でもあったが、その中で最も早く中央銀行のあり方を論じた不朽の名著である。ベアリングは地方銀行に対する規制の必要とイングランド銀行券の法貨化を主張し、イングランド銀行に競合する銀行の設立や政府紙幣については反対している。
BIDWELL, William Henry
120 BIDWELL, William Henry.
Annals of an East Anglian Bank. Norwich, Agas H. Goose, 1900.
C448
ビドウェル、W.H. 『イースト・アングリアン銀行の年譜』  
貴重な地方銀行史のひとつ。クウェーカー教徒ガーニー家は1775年、ノリッジ&ノーフォーク銀行を設立。同行は東アングリアおよび北イングランドの銀行業の中枢を担うようになる。ガーニー家は毛織物などの貿易との関わりが深く、銀行業はその延長上に位置付けられる。
BLAKE, William
51 BLAKE, William, 1774-1852.
Observations on the principles which regulate the course of exchange; and on the present depreciated state of the currency. London, Printed for Edmond Lloyd, 1810.
C11
ブレーク、W. 『外国為替相場変動論-外国為替相場を規定する原理および現在見られる通貨の減価についての考察』  
19世紀初頭の銀行制限(正貨支払停止)期に展開された地金論争が生み出した最高の著作の一つとして評価される。1810年には地金委員会報告が発表されているが、当時イギリスの外国為替相場の下落、金地金の価格騰貴が生じその原因究明が問題であった。本書は為替の原理にかんする最初の完全な説明であり、実質為替と名目為替の区分と作用を明確に叙述している。地金論争において最も重要な位置を占める著作である。
BOWLES, John
132 BOWLES, John, 1751-1819.
Reasons for the establishment of provident institutions, called savings’ banks; with a word of caution respecting their formation: and an appendix, containing a model for the formation of savings’ banks, according to the plan adopted by the provident institution established in the western part of the Metropolis, and by that for the City of London, and its vicinity. London, Printed for J.M. Richardson, 1817.
C609
ボウルズ、J. 『貯蓄銀行なる共済機関創設の理由および設立に際しての注意』  
ボウルズは‘Provident Institution for the Western Part of the Metropolis’の理事。 T.R.マルサスやD.リカードもそのマネージャーとして名を列ねた。ボウルズは、貯蓄銀行が倹約と勤勉の刺激となり、法や秩序の尊重と国家への忠誠を促すきっかけになると論じている。
BOYD, Walter
47 BOYD, Walter, 1754?-1837.
A letter to the Right Honourable William Pitt, on the influence of the stoppage of issues in specie at the Bank of England; on the prices of provisions, and other commodities. London, Printed for J. Wright by T. Gillet, 1801.
C15
ボイド、W. 『イングランド銀行の正貨支払停止が、食糧その他の諸商品の価格におよぼす影響についての、ウィリアム・ピット閣下への書簡』  
イングランド銀行の正貨支払停止期(1797年以降)における、同行の信用拡張と同銀行券の減価の問題をめぐって、最も早くこの問題を取り上げた一人がボイドであった。彼の発言によって銀行券の減価の問題が社会の関心を呼び、さらにフランシス・ベアリングやヘンリ・ソーントンからの反論を生み出す契機ともなった。

142 BOYD, Walter, 1754?-1837.
A fine collection of some 90 autograph letters and documents addressed variously to the banker Walter Boyd, Boyd, Ker et Cie. and Boyd, Benfield and Co. from clients throughout Europe, 1787-1798.
C1227-1319
ボイド、W. 『ワルター・ボイド銀行商会宛顧客からの書簡』  
ワルター・ボイド(1754?-1837)はパリに本拠をおいた国際銀行業者でフランスの貴族を多く顧客としていた。フランス革命で1793年に本拠をロンドンに移している。書簡の多くはフランスの亡命貴族からのもので、ボイド商会が彼らの銀行家、ブローカー、フィナンシャル・アドバイザーとして機能していた様が窺える。
BRISCOE, John
10 [BRISCOE, John]
A discourse on the late funds of the Million-Act, Lottery-Act, and Bank of England. Showing, that they are injurious to the nobility and gentry, and ruinous to the trade of the nation. Together with proposals for the supplying of their majesties with money on easy terms. 2nd ed., with large additions. London, Printed by J.D. and sold by R.Baldwin, 1694.
C17
ブリスコウ、J.(?) 『最近の百万ポンド法・富くじ法・およびイングランド銀行のファンドにかんする一論――それらは貴族および地主階級にとって有害であり、一国の商業にとって破滅的であることを示す。あわせて、陛下にたいし有利な条件で貨幣を提供するための提案を付す』  
ブリスコウは17世紀末に盛んに行なわれた土地銀行の企画者の一人。彼の土地銀行の企画はこの書ではじめてあらわれた。1696年の本書第3版では、上記の表題の最後は『・・・・・・国立の一土地銀行により陛下に有利な条件で貨幣を提供し貴族・地主階級の税を免除し、その資産を増加し、王国の全臣民を富ましめるための提案』となっている。

14 BRISCOE, John.
To The honourable the knights, citizens and burgesses, in Parliament assembled. [London,1695]
C19
[ローダデール旧蔵書、Single sheet folio]
ブリスコウ, J. 『議会に参集せる勲爵士・市民及び公民諸公へ』
これは1965年12月28日の会合における土地銀行理事の決定を、議会に説明するための文書である。そこでは、流通性のある貨幣を受領して、それに代えて紙券を発行し、かつ通用性のない貨幣に価値を付与するということがうたわれている。またこの文書には、彼の「王国の鋳貨を調整するための提案」が含まれている。
 

15 BRISCOE, John.
To the honourable the knights, citizens and burgesses, in Parliament assembled … 2 Dec.1695. [London, 1695]
C20
[ローダデール旧蔵書、Single sheet folio]
ブリスコウ、J. 『議会に参集せる勲爵士・市民および公民諸公へ』  
この文書は、1695年11月28日のナショナル・ランド・バンクの理事の承認を受け、下院の回覧に供すべく、起草されたこの銀行についての説明である。ブリスコウのこの文書は1695年12月2日の日付になっている。かつこの大判紙の裏に"A short Account of the National Land Bank"という表題がつけられ、この企画の主要内容が載っている。

16 BRISCOE, John.
To the honourable the knights, citizens and burgesses, in Parliament assembled. [London, 1695]
C21
[ローダデール旧蔵書、Extremely rare]
ブリスコウ、J. 『議会に参集せる勲爵士・市民および公民諸公へ』  
ブリスコウが重ねて土地銀行の設立を提言したもの。彼はいう、「かのもっともらしい名称の下にもう一つの貨幣銀行を求めることほど土地銀行の設立をさまたげるものはない。ある人々は土地を銀行のファンドにすることは実行不可能なことだと主張するが、地主は銀行の利潤や経営にかかわることなしに、低利で貨幣を取得することができれば十分なのである」と。

17 BRISCOE, John.
To the knights, citizens and burgesses, in Parliament assembled. [London, 1695]
C22
[ローダデール旧蔵書、very rare]
ブリスコウ、J. 『議会に参集せる勲爵士・市民・公民諸公へ』  
ブリスコウは、ナショナル・ランド・バンクを提唱した、1694年の著作『最近の百万ポンド法の・・・にかんする一論』(本展示№.10)および再刷されつつあるその第3版に言及しつつ、彼の提唱した土地銀行にたいする主要な反論に答えている。ここで彼は、企画者はもっと大きなもっと完全な計画を用意していることを述べ、またどんな反論にもいつでも答える用意があると述べて論述を結んでいる。なおこの大判紙には、ナショナル・ランド・バンクの企画の簡単な概要が載っている。

18 BRISCOE, John.
An answer to a late paper entutled,'Reasons for Encouraging the Bank of England'. [London, 1695 or 1696](dated 1696 in ink in a contemporary hand)
C23
[ローダデール旧蔵書、Single sheet folio] ブリスコウ、J. 
『「イングランド銀行を推進する理由」と題する最近の一論説に答える』  
刊年がないが、同時代の人の筆で1696年の日付が書かれている。ブリスコウは土地銀行の企画を提起しつつ、つぎのごとく論ずる。イングランド銀行がロンドンで唯一の銀行でなければならない理由は、法的にも実際的にもないのだ、と。また、彼の批判者は二つ以上の銀行が設立されれば信用が分割されて国民にとって有用ではなくなるというのだが、政府にとって二つの銀行を持つことは、一つの銀行を持つことよりもよいとするのが、 より理にかなったことではないか、と。

19 BRISCOE, John.
An answer to a late pamphlet, intituled, Reasons offer'd against the intended project, commonly called, the National Land-Bank, &c. [London, 1696] (Date in ink in a contemporary hand).
C24
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare, Folio]
ブリスコウ、 J. 『「ナショナル・ランド・バンクと一般に呼ばれている企画に反対する理由」と題する最近の小冊子に答える』  
ブリスコウが、とくに高利子率の推奨者たちにあてて書いた論説である。彼はこうした人々を「高利貸」と呼び、彼らが土地銀行に反対するのは、この銀行の目的が土地を担保に取得される貸付の利率を引下げ、こうして商業を発展させることにあるからだ、と論じている。

20 BRISCOE, John.
Reasons humbly offered for the establishment of the National Land-Bank. [London, 1696]
C25
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare, Folio]
ブリスコウ、J. 『ナショナル・ランド・バンクの設立を提案申し上げる理由』  
ブリスコウは1695年8月にはアスジルおよびバーボンと公然たる争論に入っていたにもかかわらず、同年末には三者のあいだに利害の一致が見られるようになった。それは、土地銀行の手形の受取をイングランド銀行が拒否したことを転機とするものだった。政府は資金に窮し、1696年の収支を埋めるには少なくとも200万ポンドを要し、アスジルとバーボンはブリスコウとの同盟を望んだのであった。
BROOKES, Henry
77 BROOKES, Henry.
The Bank Act of 1844. Free trade in gold not incompatible with our standard of value, and the true remedy for ruinous fluctuations in prices and in the bank rate of discount. London, Effingham Wilson, 1861.
C26
ブルックス、H. 『1844年の銀行法』  
ブルックスは、“Banker’s Circular”誌の編集者である。彼は、金の取引を自由にすることは、わが国の貨幣の価値基準と両立しないこと、また物価や銀行割引率の破滅的な変動を真に防止することにもならないという。本書において彼は、オーヴァストーン卿(S.J.ロイド)にたいして、きわめて批判的である。(なおオーヴァストーンとブルックスとの間の通信が、1862年に出版されている)
BROOMHEAD, L. J.
139 THE YORKSHIRE PENNY BANK.
C687-787
1. AKROYD, E.: Proposed scheme for a West Riding of Yorkshire Working Man’s Provident Society and Penny Saving Bank. London, Kirby, 1856.
2-4. SELLERS, H.B.: Memoranda from a note book on the Yorkshire Penny Bank. Leeds, Samuel Moxon, 1899, 1901 and 1909. 3v.
5. SELLERS, H.B.: Yorkshire Penny Bank. Head Office, Leeds. 1894. Forms and divisions of work. Leeds, S. Moxon, 1894.
6. Origins and rules. 1859, 1872.
7. Annual reports. 1860-1886 [and] 1887-1900. 2v.
8. Branches opened. 1888-1904.
9. School Dept. report. 1890-1911.
10. Articles of Association. 1871-1897.
11. Guarantor meeting. 1860-1892.
12. Directors attendance book. 1930-1935 [and] 1963-1970. 2v.
13. BROOMHEAD, L.J.: The great oak; a story of the Yorkshire Bank. Leeds, Yorkshire Bank, 1981.
№6-11: Pamphlets issued separately and brought together with collective title.
『ヨークシャー・ペニー・バンクに関する資料』  
ヨークシャー・ペニー・バンクは、ハリファクスで毛織物会社を営む実業家であり、かつ下院議員であるE.アクロイド氏によってリーズに設立された(1856年発足、1859年営業開始)。その後同行はヨークシャーの至る所に支店を開設するが、そこに集まる文字通り小額(ペニーは240分の1ポンド)の労働者階級の蓄えがこの銀行に急成長をもたらした。ロンドンのナショナル・ペニー・バンクはこの銀行をモデルとして設立された。
BROUGHTON, John
34 [BROUGHTON, John]
Remarks upon the Bank of England, with regard more especially to our trade and government. Occasion'd by the present discourse concerning the intended prolongation of the bank. Humbly address'd to the Honourable House of Commons. By a merchant of London, and a true lover of our constitution. London, Printed for A. Baldwin, 1705.
[ローダデール旧蔵書]
C231
ブロウトン、J.(?) 『イングランド銀行に関する論評』  
イングランド銀行の継続に反対するロンドン商人名の論評。当時の反対論の多くと同様、イングランド銀行の難点を特定してあげてはいない。強大な権力の集中は、腐敗した経営陣の下で重大な結果を招く、と論じている。

35 [BROUGHTON, John]
The vindication and advancement of our national constitution and credit: attempted in several tracts. 1. An introductory essay … 2. Remarks upon the Bank of England, with regard more especially to our trade, and the Constitution of the Government. 3. An essay upon the national credit of Britain. 4. A letter to a member of the Honourable House of Commons, relating to the credit of our government and the nation in general. London, Printed for Jonah Bowyer, 1710.
C233
ブロウトン、J.(?) 『わが国憲法と信用事業の復権と前進のために』
1.序言 2.イングランド銀行および政府のあり方 3.ブリテンにおける国民的信用 4.政府と国民一般の信用についての四つのパンフレットを合わせたもの。その一つは前出。なお作者については異説もある。
BURDETT, Sir Francis, bart.
133 [BURDETT, Sir Francis, bart .]
1770-1844. Annals of banks for savings. Containing an account of their rise and progress; reports and essays on their national importance their constitution: &c., particulars of the earliest institutions; full instructions for their formation, and every detail connected with their management under the late act of Parliament; together with reports and communications from more than sixty institutions in Great Britain and Ireland. London, Printed by L. Hansard & Sons; for J.M. Richardson [etc., etc] 1818.
C611
バーデット、F.(?) 『貯蓄銀行の歴史-その生成と発展の経緯』  
バーデット(1770-1844)は、1793年に銀行家トマス・クーツの娘と結婚。彼は下院の改革派のリーダー的存在で、言論の自由および労働者階級の権利と福祉の向上を訴え続けた。本書には、貯蓄銀行の国家にとっての重要性を論じたレポートや大ブリテン・アイルランド内の60を超える貯蓄機関からの報告などが収められている。
BURGESS, Henry
117 BURGESS, Henry.
A memorial, addressed to the Right Honourable Lord Viscount Goderich, on the fitness of the system of the Bank of England, ― of the country banks, ― and of the branch banks of England, ― to the wants of the people; and on the ample means of protection, which private bankers and the public have, against the monopoly of the Bank of England. London, Printed by Harvey and Darton, and Sold by J. Ridgeway, 1827.
C453
[The rare lst ed.]
バージス、H. 『ゴウドリッチ卿に宛てた、イングランド銀行・地方銀行およびイングランド銀行の支店からなるシステムと人々の要求との合致性、ならびにイングランド銀行の独占に対するプライベート・バンクおよび大衆側の防衛策に関する覚書』  
ゴウドリッチ卿は当時の大蔵大臣。著者は農業への融資や広範な資金需要への対応、きめの細かい経営など地方銀行の利点をあげてこれを擁護するとともに、イングランド銀行の支店に対する激しい批判を展開。
C
CALEDONIAN BANKING COMPANY
107 CITY OF GLASGOW BANK.
The five items listed below issued separately and brought together with collective title.
[1] CITY OF GLASGOW BANK.
Contract of Co-partnership of the City of Glasgow Bank. Dated 23rd January to 11th February 1840. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1879.
C317
[2] CITY OF GLASGOW BANK.
Official List of Shareholders, their holdings and amount of their calls appendix containing a complete list of Trustees on Estates Holding Stock … Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1878.
C318
[3] CALEDONIAN BANKING COMPANY. Official list of shareholders, their holdings and amount paid up … With an introductory narrative. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1878.
C319
[4] CITY OF GLASGOW BANK.
The trustee test case in the court of session. Report of the petition of William Muir and others for rectification of the list of contributories of the City of Glasgow Bank. Edited by Alex Taylor Innes. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1878.
C320
[5] CITY OF GLASGOW BANK.
Report of the Trial of the directors of the City of Glasgow Bank before the High Court of Justiciary, … from January 20th to February 1st 1879. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1879. C321 And CITY OF GLASGOW BANK. Report by the Committee appointed at the Meeting of shareholders held at Glasgow the 1st day of December 1857.
C322
グラスゴー・シティ銀行 『共同パートナー契約』
同上         『株式名簿、持株数および払込請求額等』
カレドニアン銀行   『株主名簿、持株数および払込済み額等』
グラスゴー・シティ銀行 『最高民事裁判所における信託受託者のテストケース -信託資金をグラスゴー・シティ銀行に投資した受託者の責任に関する法廷記録』
同上         『破綻の責任を追求された同行取締役の裁判記録』
同上         『株主総会(1857年)で任命された調査委員会報告』  

西部スコットランド銀行の破綻は放漫な貸出を行っていたグラスゴー・シティ銀行をも動揺させた。この調査委員会は株主および公衆の動揺を鎮めるべく同行の監査結果を発表した。 <展示は同銀行最後の取締役会の図>
CARLISLE AND CUMBERLAND BANK
125 CARLISLE AND CUMBERLAND BANK.
The Deed of Settlement (dated 2nd January, 1837) of the Carlisle and Cumberland Bank , established under the authority of an Act of Parliament, passed in the seventh year of the reign of King George the Fourth. To which is annexed, A List of Shareholders. Carlisle, Printed at the C. Thumham, 1837.
C457
カーライル&カンバランド銀行 『カーライル&カンバランド銀行の定款』(1837年1月2日付け、付属資料株主名簿)  
1836年に起きた大規模な銀行倒産のため、カーライルにはJ.M.ヘッド&カンパニーという小規模なプライベート・バンクだけが生き残った。カーライル&カンバランド銀行は、1826年制定の条例にもとづき、翌1837年にカーライルに新たに設立された3銀行のうちの1行。
CHAMBERLEN, Hugh
11 CHAMBERLEN, Hugh.
Some useful reflections upon a pamphlet called A brief account of the intended Bank of England. [n.p., 1694]
C31
[ローダデール旧蔵書、rare]
チェンバレン、H. 『イングランド銀行の企画にたいする短評』   
チェンバレンは1690年代の銀行業にかんする論議において反正統派の論者として最もよく知られた人。彼は1693年12月に下院にたいして彼の土地銀行の計画を委員会に載せるように求めたが、効果はなかった。本書で彼は、イングランド銀行の企画をはげしく批判しつつ、同時に彼の土地銀行法の草案を提起し、これにたいする想像し得る反論を粉砕することをこころみている。

12 [CHAMBERLEN, Hugh]
Observations on the Bank of England, by H.C.[London, Printed, and are to be sold by John Whitlock, 1694]
C33
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare]
チェンバレン、H. (?) 『イングランド銀行にかんする考察』  
本書においてチェンバレンは、イングランド銀行の操作によって利子率の高騰がもたらされたとしてこれを暴露しようとしている。彼はまたこの機会をとらえて、彼自身の企画にたいする批判者、法貨たる性格を強調する彼の理論を公然と非難していた批判者たちにたいして、強力な解答を与えようとしている。

21. [CHAMBERLEN, Hugh]
The several articles or parts of the proposal upon land-credit, rationally explained. [London, Printed by T. Sowle, 1695]
C34
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare, Folio]
チェンバレン、 H. (?) 『土地信用[銀行]の提案のうち、若干の条項または部分についての合理的解説』  
土地銀行提案の詳細を見ると、正貨の準備の不足について若干の不安が感じられたであろうことが推測されるが、「提案」の少し後で発行されたこの補足説明的な小冊子を見ると、一層その感を深くする。この小冊子では、計画されている土地銀行は、他のいかなる計画にも増してその信用の流通を助けるための準備貨幣を持っているのだと、強調されているからである。

22 CHAMBERLEN, Hugh.
A proposal by Dr. Hugh Chamberlen in Essex-Street, for a bank of secure current credit to be founded upon land. In order to the general good of landed men. To the great increase of the value of land, and the no less benefit and augmentation of trade and commerce.[London, Printed by T. Sowle, 1695]
C35
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare, Folio]
チェンバレン、H. 『土地にもとづく安全な流通信用の銀行を設立すべくチェンバレン博士によって行なわれる提案―地主階級の一般的利益のために。また土地の価値の増加のみならずさらに一層貿易通商の利益と増進のために』  
チェンバレンがこの1695年の提案においてその土地銀行案の中の払込にかんする部分を大きく修正し、はじめて払込に正貨による支払の規定を入れたことが注目される。その意味で重要な文書である。

23 [CHAMBERLEN, Hugh]
A bank-dialogue: or, Doctor Chamberlen's land-bank explained, by way of question and answer. By a friend to so good an undertaking. London, Printed for T. Sowle, 1695.
C36
[ローダデール旧蔵書、1st ed., very rare, Folio]
チェンバレン、H.(?) 
『銀行にかんする対話-チェンバレン博士の土地銀行の問答形式による説明-この素晴らしい企画に一友人より』  
この「対話」の出た1695年には、チェンバレンの土地銀行案にさらにいくつかの修正が行なわれた。その一つは法貨の考えをすでに放棄していたことであった。それは彼がこのときすでに議会の法律によって銀行を作るという希望を棄てていたからであって、それは当然の帰結だったのである。

24 [CHAMBERLEN, Hugh]
A fund for supplying and preserving our coin. Or, an essay on the project of new-coining our silver. [London, 1695]
C37
[Probably only ed., rare]
チェンバレン、H.(?) 『わが国の鋳貨を供給し保持するための基金-わが国の銀貨新鋳の計画についての一論』  
匿名の書で著者は確定できないが、チェンバレンであろうとする推定もある。本書は、貨幣・地金の流通および貿易差額についての重商主義的な見解を示している。

25 [CHAMBERLEN, Hugh]
Some remarks upon a late nameless and scurrilous libel, entitled, A bank-dialogue between Dr. H.C. and a country-gentleman. In a letter to a person of quality. [London, Printed and sold by T. Sowle, 1696]
C38
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare, Folio]
チェンバレン、H. (?) 『「H・C博士と一地方地主との銀行にかんする対話」と題する最近出た名もわからず下劣な一中傷論文にたいする若干の評言』  
チェンバレンが先に出した『銀行にかんする対話』(本展示№23)の題名をもじって 「C[チェンバレン] 博士と一地主との・・・・・・対話」という題で出された批判的文書にたいする反論である。この論文を彼は、「あらゆる愚かな悪意にみちた反論にもかかわらず、私は土地銀行を実行にうつすべく努めるであろう」ことを読者に告げて、結んでいる。

26 CHAMBERLEN, Hugh.
A few proposals humbly recommending to the serious consideration of His Majesty's High Commissioner, and the right honourable, the estates of Parliament, the establishing a land-credit in this Kingdom; with several explanations of, and arguments for, the same; together with full answers to all such objections, as have hitherto appeared against it. Edinburgh, 1700.
C39
[ローダデール旧蔵書、1st ed.]
チェンバレン、H. 『わが王国における土地信用[銀行]の設立につき若干の提案-陛下の最高顧問ならびに議会の貴族議員の御高配に謹んで供すべく-なおこの件につき若干の説明と論拠を、さらにこれまであらわれた反対意見についての解答を、付す』  
チェンバレンの土地銀行案は再三の修正にもかかわらず結局不成功に終わったが、なお1700年にスコットランドでこの書を発表している。スコットランドの沈滞の原因を貨幣不足に求め、信用によるその補充を求め、信用の基礎として土地を最適として、彼の土地信用プランを、もう一度提起したものである。
CHAPPEL, Samuel
2 CHAPPEL, Samuel.
A diamond or rich jewel, presented to the Common-wealth of England, for inriching of the nation; being necessary for the use of all marchants and tradesmen, and advantagious to the poor … London, Printed for John Clowes, 1650.
C41
[ローダデール旧蔵書]
チャペル、S. 『イギリス共和国の富の増進のために提供されるダイヤモンドあるいは宝石―それはすべて商人にとって有用であり貧者にとっても有益である』  
デヴォン州の一商人であるこの請願者は、商人の苦情を議会に訴え通商の規制を求めるが、その中で彼は信用と商業のための一種の銀行の設立を求めている。その銀行はすべての商業に貨幣を供給し、この国から乞食をなくすのに有効であり、この国をヨーロッパで最も富んだ国にするための道であるという。
CHARLES Ⅱ, King of Great Britain
7 CHARLES Ⅱ, King of Great Britain, 1630-1685.
His Majesties gracious Patent to the Goldsmiths, for payment and satisfaction of their Debt. Published by His Majesties Command, for the information of their several creditors. London, Printed by John Bill, Christopher Barker, Thomas Newcomb, and Henry Hills … 1677. [Folio]
C42
『金匠たちにたいして、負債の支払および返済にかんして陛下[チャールズ2世]の与え給うた特許証』  
17世紀なかばごろには金匠たちは、その活動を、貨幣および貴金属の取引から正規の私的銀行業務にまで拡げていた。彼らの最大の貸付先は国王であり、租税を担保とする貸付であった。この国王の特許証は、若干のロンドンの金匠銀行家たちにたいする100万ポンドを超える巨額な負債にたいする利子の償還の条件を設定したものである。
CHITTY, Joseph
144 CHITTY, Joseph, 1776-1841.
A treatise on the law of bills of exchange, checks on bankers, promissory notes, bankers’ cash notes, and bank-notes. London, Printed for E. and R. Brooke, and J. Rider, and J. Sewell, 1799.
C1329
チティ、J. 『為替手形、銀行宛小切手、約束手形、キャッシュノートおよび銀行券の法律問題』  
著者は弁護士。2つの部分からなり、第一は手形、小切手、銀行券によって得られる権利、第二はその支払を実行させる方策を記している。実務的情報を豊富に取り入れたと著者は述べている。
CITY OF GLASGOW BANK
107 CITY OF GLASGOW BANK.
The five items listed below issued separately and brought together with collective title.
[1] CITY OF GLASGOW BANK.
Contract of Co-partnership of the City of Glasgow Bank. Dated 23rd January to 11th February 1840. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1879.
C317
[2] CITY OF GLASGOW BANK.
Official List of Shareholders, their holdings and amount of their calls appendix containing a complete list of Trustees on Estates Holding Stock … Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1878.
C318
[3] CALEDONIAN BANKING COMPANY. Official list of shareholders, their holdings and amount paid up … With an introductory narrative. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1878.
C319
[4] CITY OF GLASGOW BANK.
The trustee test case in the court of session. Report of the petition of William Muir and others for rectification of the list of contributories of the City of Glasgow Bank. Edited by Alex Taylor Innes. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1878.
C320
[5] CITY OF GLASGOW BANK.
Report of the Trial of the directors of the City of Glasgow Bank before the High Court of Justiciary, … from January 20th to February 1st 1879. Edinburgh, Edinburgh Publishing Company, 1879. C321 And CITY OF GLASGOW BANK. Report by the Committee appointed at the Meeting of shareholders held at Glasgow the 1st day of December 1857.
C322
グラスゴー・シティ銀行 『共同パートナー契約』
同上         『株式名簿、持株数および払込請求額等』
カレドニアン銀行   『株主名簿、持株数および払込済み額等』
グラスゴー・シティ銀行 『最高民事裁判所における信託受託者のテストケース -信託資金をグラスゴー・シティ銀行に投資した受託者の責任に関する法廷記録』
同上         『破綻の責任を追求された同行取締役の裁判記録』
同上         『株主総会(1857年)で任命された調査委員会報告』  

西部スコットランド銀行の破綻は放漫な貸出を行っていたグラスゴー・シティ銀行をも動揺させた。この調査委員会は株主および公衆の動揺を鎮めるべく同行の監査結果を発表した。 <展示は同銀行最後の取締役会の図>
CLEMENT, Simon
37 [CLEMENT, Simon]
A vindication of the Bank of England from the misrepresentations, and groundless suggestions of a late pamphlet, entituled, Remarks upon the Bank of England. To which is added, by way of appendix, essays upon banks, upon credit, and upon plenty and scarcity of money. By a merchant. London, Printed for R. Parker, 1707.
C239
クレメント、S.(?) 『イングランド銀行に対する最近の批判に対する反論』  
前出ブロウトン等が流布させていた特許更新反対のパンフレットに対し、イングランド銀行擁護論を展開している。ロンドン商人達は, イングランド銀行が市場調節により商取引の円滑化のために役割を果たしていることを評価しているとする。
CLYDESDALE BANKING COMPANY
104 CLYDESDALE BANKING COMPANY.
Contract of copartnery of the Clydesdale Banking Company. Glasgow, James Lunsden and son, 1838.
C327
[Rare]
クライスデール銀行『クライスデール銀行商会の共同パートナー契約』  
クライスデール銀行はグラスゴーの急進的実業家グループが設立した。同行は堅実で信頼性の高い銀行としての評価を確立し、多数の銀行を併合し1874年には北部イングランドにも進出した。(同行は現存する)
COBBETT, William
55 COBBETT,William, 1763-1835.
Paper against gold and glory against prosperity; or An account of the rise, progress, extent, and present state of the funds and of the paper-money of Great Britain; and also of the situation of that country as to it's debt and other expenses; its navigation, commerce, and manufactures; its taxes, population, and paupers; drawn from authentic documents, and brought down to the end of the year 1814. London, J. M'Creery, 1815.
C45
[2 vols, 1st ed.]
コベット、W. 『紙券通貨対金通貨、栄光対繁栄-イギリスの資金および紙券貨幣の発展と現状、あわせて同国の負債および諸経費にかんする、また海運・商業・製造業、租税・人口および貧困者、にかんする、情況についての、確実な資料にもとづき1814年にいたるまでの考察』  
この書の初版である。本書は事実上、1797年のイングランド銀行の正貨支払停止以降の、通貨危機の歴史をなしており、同時に、コベットの、重税ならびに不要な政府支出に反対する運動を支える、理論的武器ともなっている。
COMPTON, Charles
135 COMPTON, Charles.
The savings bank assistant; containing a practical and ready method of calculating interest on deposits in savings banks; with numerous tables … ; the necessary rules and regulations; and a variety of general information for the internal management and arrangement of the accounts of savings banks, and for facilitating their formation: together with explanatory observations upon the Act of Parliament, 9th Geo. Ⅳ. Cap. 92. London, Printed for the author by J. Powell [etc.] 1829.
C617
[lst ed., very rare]
コンプトン、C. 『貯蓄銀行業務手帳』  
貯蓄銀行における預金利子の簡易計算方法その他の表、業務遂行上必要な規則や規定類および貯蓄銀行の内部管理や諸手続きに関するさまざまな情報が盛り込まれている。
CONGLETON, Henry Brooke Parnell, 1st baron
60 PARNELL, Henry Brook (Baron Congleton) 1776-1842.
Observations on paper money, banking, and overtrading; including those parts of the evidence taken before the Committee of the House of Commons, which explain the Scotch system of banking. London, Printed for James Ridgway and Effingham Wilson, 1827.
C152
パーネル、H.B. 『紙幣・銀行業および過剰取引にかんする考察-下院の委員会における証言のうち、スコットランドの銀行制度について説明した部分を含む』  
パーネルはアイルランドの土地所有者であるが、イギリス議会ではウィッグ党のリベラル派で、経済政策問題にかんしては、リカードウを強力に支援していた。本書で彼は、通過問題を論じ、紙券通貨の使用を推奨し、またイングランド銀行との競争を確保するために、ロンドンに株式銀行を設立することを提唱している。
CRADOCK, Francis
3 [CRADOCKE, Francis]
Wealth discovered: or, An essay upon a late expedient for taking away all impositions, and raising a revenue without taxes. Published, and presented to his most excellent Majesty, King Charles the Ⅱ. London, Printed by E.C. for A. Seile, 1661.
C49
[1st ed., very scarce]
クラドック、F.(?) 『富の発見-あらゆる賦課を廃し税をともなわずに財政収入を挙げるための新たな方策についての一論』  
国王チャールズ2世に捧げるとなっている。クラドックは王政復古期におけるイギリスの銀行の提唱者である。この小冊子で彼は、貨幣以外の―たとえば宝石などのような―担保にもとづく銀行の設立を主張し、また土地銀行―そこでは土地の担保が通用するので他のいかなる種類のものとも同様に価値と信用をもつであろう―の創設を提唱している。
CRADOCKE, Francis
3 [CRADOCKE, Francis]
Wealth discovered: or, An essay upon a late expedient for taking away all impositions, and raising a revenue without taxes. Published, and presented to his most excellent Majesty, King Charles the Ⅱ. London, Printed by E.C. for A. Seile, 1661.
C49
[1st ed., very scarce]
クラドック、F.(?) 『富の発見-あらゆる賦課を廃し税をともなわずに財政収入を挙げるための新たな方策についての一論』  
国王チャールズ2世に捧げるとなっている。クラドックは王政復古期におけるイギリスの銀行の提唱者である。この小冊子で彼は、貨幣以外の―たとえば宝石などのような―担保にもとづく銀行の設立を主張し、また土地銀行―そこでは土地の担保が通用するので他のいかなる種類のものとも同様に価値と信用をもつであろう―の創設を提唱している。
D
DEFOE, Daniel
92 [DEFOE, Daniel]
A letter to a member of Parliament, anent the application of the 309885 lib: 10 shil; sterl; equivalent; with consideration of reducing the coin to the value and standard of England. [London]Friday 20th of December 1706.
C282
[Extremely rare]
デフォー、D.(?) 『国会議員への手紙-30万9885ポンドの使途およびイングランドの基準に合わせる改鋳について』  
『ロビンソン・クルーソー』の作者として著名なデフォーは、当時の経済問題について多くの意見を発表している。この書簡は、イングランドとスコットランドの合邦に当たりスコットランドのコインをイングランドのそれに合わせるための改鋳(減価)に反対したもの。題名にみられる約31万ポンドは合邦に際しスコットランドの公債償還等のためイングランドから支払われる金額。
DOUGLAS, HERON and Company
100 DOUGLAS, HERON and Company.
The precipitation and fall of Mess. Douglas, Heron, and Company, late bankers in Air, with the causes of their distress and ruin, investigated and considered, by a Committee of inquiry, appointed by the proprietors. Edinburgh, Printed 1778.
C333
ダグラス・へロン社(調査委員会)『ダグラス・ヘロン社の没落と崩壊-その困難と破綻の原因』  
エアー銀行(ダグラス・ヘロン社)の崩壊はアダム・スミスの国富論でも詳細に記述されている(第二編第二章)が、スコットランド銀行史上の大事件であった。同行は1796年にスコットランドの信用不足状況を改善するという目的で設立された。バックルー公(アダム・スミスが家庭教師をつとめその後も親交があった)等の土地貴族がパートナーとなり、土地を担保に発券したが、放漫な貸出の結果、破綻に追い込まれた。同行の破綻に関連して多数の小銀行が破綻し、パートナー達は債権者への支払に50万ポンドを調達しなければならなかった。
DUNCAN, George John C.
137 DUNCAN, George John C.
Memoir of the Rev. Henry Duncan, D.D. minister of Ruthwell. Founder of savings banks. Edinburgh , William Oliphant and sons; London, Hamilton, Adams, and co., 1848.
C619
[1st ed., rare]
ダンカン、G.C. 『貯蓄銀行の創設者、ラスウェルのヘンリー・ダンカン師の伝記』  
貯蓄銀行設立者に関する最初の伝記。ダムフリースにラスウェル貯蓄銀行を設立したH.ダンカン師の功績について、同じく聖職者である彼の息子が書きのこしたもの。本書には、貯蓄銀行運動にダンカン師が果たした役割、および貧者に対して師が行なったフィランソロピー活動が描かれている。
F
FRANCIS, John
88 FRANCIS, John.
History of the Bank of England, its times and traditions. London, Willoughby, Effingham Wilson [1847]
    C249
[1st ed. and rather scarce]
フランシス、 J. 『イングランド銀行史-その時代と伝統』
著者フランシスはイングランド銀行の幹部職員で、後に経理局長をつとめた。
G
GILBART, James William
69 GILBART, James William, 1794-1863.
The history and principles of banking. 3d ed. London, Longman, Rees, Orme, Brown, Green and Longman, 1837.

ギルバート、J.W. 『銀行業の歴史と原理』  
ギルバートは著名な銀行家で、1834年にウェストミンスター銀行の設立に参加し、その総支配人となっている。銀行業にかんする多くの著作を残し、また1846年には学士院会員に選出されている。この『歴史と原理』は、1837年に出た第3版であるが、初版は1834年に出ており、第2版が1835年に出ている。その後も多くの版を重ねている。
GODDARD, Thomas H.
63 GODDARD, Tomas H.
A general history of the most prominent banks in Europe: particularly the banks of England and France; the rise and progress of the Bank of North America; a full history of the late and present Bank of the United States: To which is added, a statistical and comparative view of the Moneyed Institutions of New York, and twenty-four other principal cities of the United States … New York, H.C.Sleight [etc.] 1831.
C1601
[1st ed., rare]
ゴッダード、 T. 『ヨーロッパの最も著名な銀行の歴史、とくにイングランド銀行とフランス銀行、北アメリカ銀行の起源と発展……』
ゴッダードは諸銀行の起源と発展、その商業におよぼした影響をあとづけ、とくに、イングランド銀行のみが慎重な管理のもとに、前世紀今世紀にわたってよく栄えてきたのに、フランス銀行が衰退していることをあとづけ、またスコットランドの銀行史についても興味深い記述をあたえている。
GT. BRIT. LAWS, STATUTES, etc
101 GT. BRIT. LAWS, STATUTES, etc.
Acts of Parliament in favour of the Bank of Scotland. Edinburgh, Printed by the assigns of Alexander Kincaid, 1784.
C307
『スコットランド銀行のための議会の諸立法』  
おそらく同行のスタッフの利用のために編纂されたもの。スコットランド銀行の設立、ジョージ3世時代の増資に関する四つの立法が収録されている。

134 GT. BRIT. LAWS, STATUTES, etc.
Savings banks ? Acts of Parliament. Pamphlets issued separately 1817-1866 and brought together with collective title and prefatory matter.
C593-604,633,634
Example: AN ACT to consolidate and amend the Laws and to grant additional facilities in relation to the purchase of government annuities through the medium of savings banks, and to make other provisions in respect thereof. (4th August 1853.) London, Eyre & Spottiswoode, 1853.
C598
『イングランドおよびスコットランドの貯蓄銀行に関する諸条例』  
1818年5月30日制定の「イングランドにおける貯蓄銀行設立促進のための条例の改正」から、1866年3月13日制定の「貯蓄銀行および郵便貯蓄銀行の資金投資に関する条例改正」まで約半世紀間の12の条例を収録。軍隊向けあるいは船員向け貯蓄銀行に関する条例なども含まれる。

140 GT. BRIT. LAWS, STATUTES, etc.
Acts [and Bills] of Parliament on banking and currency. Pamphlets issued separately 1709-1987 and brought together in seven volumes with collective title.
C855-1205
Example: AN ACT for enlarging the capital stock of the Bank of England, and for raising a further supply to Her Majesty, for the service of the year one thousand seven hundred and nine. 1709.
AN ACT to regulate the issue of bank notes, and for giving to the governor and company of the Bank of England certain privileges for a limited period. 19th July 1844.
C855
『銀行、通貨関連立法』
1709年のイングランド銀行の増資立法から1987年の銀行法に至るまでの350以上の銀行、通貨関連立法のコレクション。これらの大半はイングランド銀行内部資料の複製である。法案(Bill)段階でイングランド銀行にコメントを求めて回付され、修正や注記の加えられたものも見られる。 1797年の銀行制限条例、株式銀行の容認に関する1825、26、44年の条例、イングランド銀行の中央銀行化を進めた1833、44年の条例、国有化を行った1946年法など主要なものはほとんど網羅されている。年代順に7巻に分けて製本されている。 (開いてあるのはナポレオン戦争により、イングランド銀行の兌換を停止した銀行制限条例-1797年、およびイングランド銀行を発券部と銀行部に分けたピール条例-1844年 Bill中にある手書き部分を成立した法との対照のためコピーで示した)
GT. BRIT. PARLIAMENT. HOUSE OF COMMONS.
58 GT. BRIT. PARLIAMENT. HOUSE OF COMMONS. SECRET COMMITTEE ON BANK OF ENGLAND.
Reports from the Committees of secrecy, (1797) on the outstanding demands of the Bank of England: viz. Ⅰ. First Report. dated 3rd March 1797. Ⅱ. Second Report. dated 7th March 1797. Ⅲ. Third Report. dated 21st April 1797 and Ⅳ. Report from Committee on the Restriction of Payments in Cash by the Bank. dated 17th November 1797. [London] Ordered, by the House of Commons, to be reprinted 13th February 1826.
C46
正貨支払制限の秘密委員会『イングランド銀行の緊急要請にかんする秘密委員会(1797年)の報告、すなわち(1)第1報告1797年3月3日、(2)第2報告1797年3月7日、(3)第3報告1797年4月21日、(4)イングランド銀行の正貨支払制限にかんする委員会報告1797年11月17日』  
1797年の危機に、イングランド銀行の地金保有が低下し、正貨支払停止のため秘密委員会が任命され、これらの報告が提出されたのであったが、これらの原報告の再刷が1826年に改めて出されたのは、1825-26年の危機が銀行の準備を枯渇させ、銀行券の金との兌換を危なくさせたという事情があったためと思われる。

84 GT. BRIT. PARLIAMENT. HOUSE OF COMMONS. SECRET COMMITTEE ON BANK OF ENGLAND CHARTER.
Report from the Committee of secrecy on the Bank of England charter; with the minutes of evidence, appendix and index. [London] Ordered, by the House of Commons, to be printed, 11 August 1832.
C219
『イングランド銀行の特許に関する委員会報告』  
オルソープ卿(後、大蔵大臣)を委員長として特許の更新とイングランド銀行制度の改革を審議した。委員には後のピール条例で有名なR.ピールも含まれ、証言者としてはJ.H.パーマー、G.W.ノーマン、オーヴァストーン卿、S.ガーニー、T.トゥックなど通貨論争の立役者が登場した。この報告を受けて1833年にイングランド銀行券の法貨化、利息制限法の適用除外、小切手勘定を扱う株式銀行の容認など、イングランド銀行の中央銀行化の重要な一歩となる改正が実現した。
GT. BRIT. POST OFFICE
138 POSTAL AND BANKING HISTORY.
Collection of official printed papers, autograph papers, letters, retained and endorsed drafts, pamphlets and confidential memoranda apparently part of the archives of the Post Office, ca. 1860-1884, bound in one volume with collective title.
C662-670
Example:
GT. BRIT. POST OFFICE. SAVING BANK DEPT. Reports, minutes, and memoranda, from 30th November, 1860, to 13th September, 1861. London, Printed for Official Use by W.P. Griffith, 1862.
C663
『郵便貯蓄銀行に関する資料』  
英国の郵便貯金制度は1861年に開設され、全国の郵便局に附置された郵便貯蓄銀行が小額の預金の受け入れ口となった。ここで預入れられた資金は政府の国債委員会に委ねられ、 政府発行の証券や地方債などに投資された。展示では1862年刊の資料を紹介する。
H
HARRIS, Joseph
42 [HARRIS, Joseph] 1702-1764.
An essay upon money and coins. PartⅠ. The theories of commerce, money, and exchanges. Part Ⅱ. Wherein is shewed, that the established standard of money should not be violated or altered, under any pretence whatsoever. London, Printed: Sold by G. Hawkins, 1757/1758.
C74
ハリス、J. (?) 『貨幣・鋳貨論-第1部、商業・貨幣・為替の理論、第2部、貨幣の確立された標準は、どんな口実を以てしても、損ってはならないことを証明する』  
ハリスは造幣局の試金官だった人。この書は、この分野の問題にかんして最も早い時期に出た最もすぐれた著作の一つとされる。 第1部では貨幣理論を中心とする富の価値・分業・貿易等の理論、第2部は貨幣の貶質を防止すべきことを歴史的研究によって展開している。D.ヒュームの理論と並んで、A.スミスの先駆者の一人とされる。
HERRIES, Sir Robert
141 HERRIES, Sir Robert.
A printed letter signed by Herries to unnamed addresses being a circular concerning ‘billets de change circulaires’containing a long list of bankers in Europe who would cash their bills. April 1781.
C1390
へリーズ、R. 『流通為替手形-付き、手形の現金化に応ずる銀行リスト』  
へリーズは著名なロンドンの銀行家で、ヨーロッパの各地と取引をもっていた。旅行者小切手の原初形態といえる。
HIGHLAND SOCIETY OF SCOTLAND
130 ROYAL HIGHLAND AND AGRICULTURAL SOCIETY OF SCOTLAND, EDINBURGH.
Report of the committee appointed by the Highland Society of Scotland, to consider what is the best mode of forming institutions of the nature of savings banks, for receiving the deposits of labourers and others. Edinburgh, for Archibald Constable, 1815.
C629
ハイランド・ソサィエティ・オブ・スコットランド 『労働者その他の預金を受け入れる貯蓄銀行的機関の最も望ましい形態に関する委員会の報告書』  
ハイランド・ソサィエティ・オブ・スコットランドは、スコットランドの貴族・地主その他が構成する有力な団体。同報告書は、貯蓄銀行の有益性や設立形態などに関する検討を加えた結果、エディンバラで実施されているシステムの採用を進言している。
HOARE, Peter Richard
52 HOARE, Peter Richard.
An examination of Sir John Sinclair's Observations on the report of the Bullion Committee, and on the general nature of coin or money, and the advantages of paper circulation. London, Printed for T. Cadell and W. Davies [etc.] by G. Sidney, 1811.
C78
[1st ed., rare]
ホア、P.R. 『地金委員会報告・鋳貨または貨幣の一般的性質・および紙券通貨流通の利点・にかんするサー・ジョン・シンクレアの考察の検討』  
シンクレアは、地金委員会報告に批判的であり、紙券の流通の有利性を強調するのであるが、ホアはこのシンクレアの所説を、事実を知らない・途方もない不合理な・そして説得力のないものだとして、強く非難している。
HOLLAND, John
90 HOLLAND, John, d. 1722.
A short discourse on the present temper of the nation with respect to the Indian and African company; and of the Bank of Scotland. Also, of Mr. Paterson’s pretended fund of credit. Edinburgh, Printed by John Reid, and sold by Mrs. Beiglie, 1696.
C345
ホランド、 J. 『インド・アフリカ会社に対する国民の感情、スコットランド銀行およびパターソン氏の信用基金案についての簡見』  
ホランドはロンドン在住のスコットランド商人で、スコットランド銀行の創設者。初代頭取をつとめ、その死(1722)に至るまで同行と密接な関係を保った。このパンフレットは、当時パターソン(イングランド銀行の創設者)が進めていたインド・アフリカ会社案と同社の資金による「信用基金」設立計画のスコットランド銀行への悪影響を懸念して執筆された。このパンフレットにおいてホランドは、パターソンの計画に対してのみでなく彼の人格に対する攻撃を展開した。

91 HOLLAND, John, d. 1722.
The directors of the Bank of England, enemies to the great interests of the Kingdom; and also, not just to the trust reposed in them by the adventurers, who chose them to do their best endeavours, by all honest means, for the advantage of the joint stock. London, Printed for the author [1715]
C257
ホランド、J. 『イングランド銀行の取締役達、王国の利益の敵対者』  
ホランドはスコットランド銀行の創設者で、その初期の困難を乗り切るのに貢献した。このパンフレットは、土地に基づいて貧者救済のために資金を供給することを提唱したもの。彼は低金利が政府、土地所有者そして商取引の利益になると主張した。彼はこの案をイングランド銀行に対しても提唱したが、同行取締役会は拒否した。
HOLLINGSWORTH, George Lewis
116 HOLLINGSWORTH, George Lewis.
A plain statement of facts, concerning the cause of the failure of the Durham, Darlington, and Thirsk banks; and with regard to certain reports which have been circulated relative to the writer of these pages. London, Printed for the author, by R. & R. Gilbert, 1815.
C537
[1st ed., extremely rare]
ホリングズワース、G. L. 『ダラム、ダーリングトンおよびサースク銀行の失敗の原因に関する事実』  

この銀行は、ある借り手に過度の関与をするという、銀行の陥りがちな落し穴によって経営を破綻させた。この場合、ある借り手とは、鉛の採掘会社であるイースターバイ・ホール社であった。著者は同行の中心的パートナーで、彼の義父ストークス氏の巨額の当座借越が銀行の挫折につながった。
HONE, William
83 [HONE, William] 1780-1842.
The bank restriction barometer; or, Scale of effects on society of the bank note system, and payments in gold. By Abraham Franklin. [pseud.] [1820]
bound with:
Bank restriction Note. Specimen of a Bank Note ? not to be imitated. Submitted to the consideration of the Bank Directors and the inspection of the Public (signed ‘J. Ketch’).
bound with:
Satan’s bank note. London, J. Turner, [1820]
C258-259
ホーン、W. 『銀行制限のバロメーター-銀行券システムの社会的影響』
『銀行制限時代の銀行券見本』  (合冊)
『悪魔の銀行券』    (合冊)  

イングランド銀行の兌換停止、金貨流通の衰退に伴い、1ポンド銀行券など小額銀行券の発行が認められたが、同時に銀行券の偽造も瀕発した。こうした中で偽造1ポンド券行使で二人の女が処刑される事件があった。ここに合本されているのはいずれも兌換停止によって生じた社会的悪影響を諷刺するものである。  『銀行制限時代の銀行券見本』は多くの人々が絞首刑に処せられている図柄で、「模造禁止」と皮肉な文句を入れている。  『銀行制限のバロメーター……』は社会的悪影響を並べたて、最悪のものとして野蛮な死刑の瀕発をあげている。  『悪魔の銀行券』は諷刺詩(ここに示すのはその扉絵)。
HUGHES, John
122 HUGHES, John.
Liverpool banks and bankers. 1760-1837. A history of the circumstances which gave rise to the industry, and of the men who founded and developed it. Liverpool, Henry Young & sons; London, Simpkin [etc.] 1906.
C541
ヒューズ、J. 『リヴァプールの銀行と銀行家 1760-1837』  
貿易や工業の中心都市に位置する銀行に共通の特徴は、彼らの多くがもともと貿易や製造業に従事していたことである。この書で紹介されているリヴァプールの銀行の14行中10行は、貿易に携わった歴史を持っている。
<Deed of Settlement 展示№123~128>
HULL BANKING COMPANY
123 HULL BANKING CO.
Deed of Settlement of the Hull Banking Company … Hull, Printed by W. Kennedy, 1834.
C543
ハル・バンキング・カンパニー 『ハル・バンキング・カンパニーの定款』  
資本金80万ポンドで1833年に設立。前身はプライベート・バンクのカリー&カンパニー。18世紀に創立された同行は、ハルという大港湾都市の巨大な貿易を支え、18世紀末の時点で英国第4位の規模を持つに至っていた。
J
JEBB, Frederick
113 JEBB, Frederick.
Considerations on the expediency of a national circulation bank at this time in Ireland. Dublin, Printed and sold by R. Marchbank, 1780.
C376
ジェブ、F. 『現下のアイルランドにおける国民通貨銀行の利便に関する考察』  
1770年代英国議会によって課されたアイルランドの交易制限は新しい愛国運動を生みだした。その目的は交易制限の撤廃、製造業者にとっての自由であった。ジェブはダブリンの病院の医師で、この運動に加わり、国民銀行の設立を明快に論じた。
JOPLIN, Thomas
64 JOPLIN, Thomas, 1790?-1847.
Case for parliamentary inquiry, into the circumstances of the panic: in a letter to Thomas Gisborne, Esq., M.P. London, J.Ridgeway and Sons [1832]
C89
ジョプリン、T. 『恐慌を取りまく事情について議会の調査を求める-トマス・ギズボーン議員閣下への書簡』  
ジョプリンは銀行業の問題にかんする権威者であり、また1833年にはナショナル・プロヴィンシャル銀行の設立に参加している。この書で「恐慌」といわれているのは1825年の恐慌のことであり、この恐慌で多くの銀行が困窮におちいり、ロンドンのいくつかの銀行と多くの地方銀行が破産におちいったのであった。
K
KERR, Andrew William
108 KERR, Andrew William.
History of banking in Scotland. Glasgow, David Bryce & son, 1884.
C381
カー、A.W. 『スコットランドにおける銀行の歴史』  
スコットランドの銀行史として多数の版を重ねたもの。本書は初版であり稀覯本。
KING, Peter King, 7th baron
49 KING, Peter King, 7th baron, 1776-1833.
Thoughts on the restriction of payments in specie at the Bank of England and Ireland. London, Printed for Cadell and Davies, and J. Debrett, [1803]
C98
キング卿『イングランド銀行およびアイルランド銀行の正貨支払制限についての考察』  
この書の出版されたとき、正貨支払制限期の紙券の価値を規定する事情について未だ一般には理解されていなかった。ソーントンの見解の中にもなお収穫不足や戦争支出その他紙幣の発行以外の原因に帰する面が見られた。それゆえ紙幣の価値を規定する原理・その減価を示す規準を明白に示すことが意味を持ったのだが、キング卿は本書においてはじめてこのことに成功したわけである。地金論争に道を開いた最も初期の著作家たちの一人といってよい。

50 KING, Peter King, 7th baron, 1776-1833.
Thoughts on the effects of the bank restrictions … 2nd edition enlarged, including some remarks on the coinage. London, Printed for Cadell and Davies, and J. Debrett, by R.Taylor, 1804.
C99
キング卿『イングランド銀行制限の影響にかんする考察』増補第2版
本書は前記の著作(展示№49)と表題を少し変えているが、実際はその第2版であり大きく拡張された版である。増補されたのは、主に地方諸銀行の銀行券の拡張にかんするものである。現在の銀行制限を終結させることが必要であること、そして現在の鋳貨制度の若干の変更が望ましいことを、論じている。
L
LANCASTER BANKING COMPANY
128 LANCASTER BANKING COMPANY.
Deed of Settlement of the Lancaster Banking Company, and resolutions of the meetings of proprietors. Lancaster, E. & L.J. Milner, 1882.
C546
ランカスター・バンキング・カンパニー 『ランカスター・バンキング・カンパニーの定款と株主総会の議事録』  
1827年設立。1826年の条例によって、ロンドンから65マイル以遠の地における発券銀行の設立が認められるが、ランカスター・バンキング・カンパニーはこの条例に則って設立された地方株式銀行の先駆的存在。
LAWSON, William John
76 LAWSON, William, John.
The history of banking; with a comprehensive account of the origin, rise and progress, of the Banks of England, Ireland and Scotland. London, Richard Bentley, 1855.
C1631
ローソン、W.J. 『銀行業の歴史-イングランド、アイルランドおよびスコットランドの諸銀行の起源と成長と発展にかんする広範な解説を付す』  
イギリスの銀行業の歴史として標準的なかつ詳細にわたる研究である。とくにアイルランドとスコットランドの銀行業の歴史について非常に詳しい。
LOYD, Samuel Jones
73-(1) [OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron] 1796-1883.
Thoughts on the separation of the departments in the Bank of England. London, Marchant Printer, 1840.
C117
[Extremely rare privately published pamphlet]
オーヴァストーン卿(ロイド、 S.J.) 『イングランド銀行の両部門分割についての考察』
この書は1840年に書かれ私刊されたもので、この私刊本は甚だ珍しい。公刊されたのは1844年である。本書はイングランド銀行を発券部と銀行部との二部門に分割することを求めた下院委員会における証言を具体化した論策である。銀行券の兌換性を保証するためには、ニ部門を分離して銀行券発行量の変動と準備金の増減とを一致させるべきことを主張している。

73-(2) OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron, 1796-1883.
Thoughts on the separation of the departments of the Bank of England. London, Pelham Richardson, 1844.
C118
オーヴァストーン卿(ロイド、S.J.) 『イングランド銀行のニ部門分割についての考察』  
この書は、実際には1840年に書かれ、当時私刊本として出されたのみだったのだが、1844年になって、これにわずかな手直しと序文を付して一般に公刊されることになったものである。ここで彼の提起した見解は、1844年銀行法の提案の基礎となったものである。

73-(3)OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron, 1796-1883.
A letter to J.B.Smith esq., president of the Manchester Chamber of commerce. London, Pelham Richardson, 1840.
C119
オーヴァストーン卿(ロイド、S.J) 『マンチェスター商業会議所会頭J.B.スミス氏への書簡』  
1840年1月9日付の書簡であるが、ロイドはその後もう一度「イングランド銀行の管理の影響について」と題する「第2書簡」を出している。スミスはこれまでイングランド銀行の特権的地位が通貨の管理を誤まらしめているとして同行を攻撃していたのである。ロイドはこの書簡の後、同年3月には、種々の銀行機関による要求払銀行券の発行が地方銀行券流通にあたえる影響について調査する下院の特別委員会における審問で、銀行券と手形との特徴的な相違を強調している。

73-(4) OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron, 1796-1883.
To the electors of the borough of Manchester. 20th July 1832.
C120
[Extremely rare]
オーヴァストーン卿(ロイド、S.J.) 『マンチェスター選挙区の有権者諸氏へ』  
これはマンチェスター選挙区の市民にむけてのロイドの選挙演説である。彼は1819-1826年まで議会にあったが、1832年には自由党の候補者としてマンチェスターから立った。しかしこの選挙では敗れ、それ以来彼はもっぱら銀行および金融問題の追求に専念することになったのであった。
M
MACLEOD, Henry Dunning
75 MACLEOD, Henry Dunning, 1821-1902.
The theory and practice of banking: with the elementary principles of currency; prices; credit; and exchanges. London, Longman, Brown, Green, and Longmans, 1855.
C1435
[1st ed., rare]
マクラウド、H.D. 『銀行業の理論と実際-あわせて、通貨・物価・信用および外国為替の基本原理』  
マクラウドはスコットランド出身で元来は法律家だったが、経済学とくに金融問題に大きな関心をもった。彼の銀行にかんする著作は、信用理論にかんする著作とともに、銀行の信用創造作用を重視する新しい観点を提起するものであった。しかし当時の専門的経済学者の間では必ずしも正しい評価を受けなかった。

78 MACLEOD, Henry Dunning, 1821-1902.
The theory of credit. London, Longmans, 1889-1891.
C125
マクラウド、H.D. 『信用の理論』  
マクラウドは現代信用理論の基礎を築いた人といわれる。信用創造の理論の初期の提唱者として注目される。本書は2巻をもって構成されるが、第2巻が第1部と第2部とに分かれているので、都合3冊から成っている。第1巻は、巨大な信用組織の基本概念および数学的原理の解説、第2巻第1部は信用の業務・銀行業におけるこれらの原理の実際的適用を示し、第2巻第2部は、イングランド、スコットランド、アイルランドにおける銀行業の歴史の概説およびその現状について論じている。
MILLER, Patrick
99 [MILLER, Patrick]
A letter to the proprietors of the Royal Bank of Scotland. [Edinburgh, October 1777]
C392
[Apparently the only ed. and certainly rare]
ミラー、P.(?) 『ロイヤル銀行株主への手紙』  
一株主との署名であるが、マンスフィールドの有力銀行、ラムゼイ社のパートナーであったミラーのものと考えられている。W.ラムゼイは以前スコットランド銀行に参加していたが、ロイヤル銀行に切り替えた。その直後、1776年に同行内の勢力争いに加わって、頭取追放にかかり成功する。この書簡はロイヤル銀行が獲得した政治的コントロールからの自由を喜ぶとともに、二つの銀行が共存して発展できるとし、銀行経営上のいくつかの規律を提言している。
MILNE, David
65 [MILNE, David]
On circulating credit: with hints for improving the banking system of Britain; and preliminary observations on some of the modern doctrines of political economy. By a Scottish banker. Edinburgh & London & Dublin, Printed for William Tait and Simpkin & Marshall and John Cumming, 1832.
C129
ミルン、D.(?) 『流通信用について-イギリスの銀行制度の改善のための示唆ならびに現代経済学理論の若干についての予備的考察を付す-スコットランドの一銀行家著』  
ミルンは、ダンディーのユニオン・バンクの支配人であった。ホースリ・パーマーがスコットランドの銀行券をイングランド銀行券におきかえることを望みながら、スコットランドではこの考えに同調する人を見出し得なかったが、ミルンが、5ポンド券以上についてイングランド銀行券を認める考えを示したことで、パーマーを喜ばせたという話がある。
MURRAY,Robert
8 [MURRAY, Robert]
Corporation-credit, or, A bank of credit made currant, by common consent in London. More useful and safe than money. London, Printed by John Gain, 1682.
C135
[ロンドン・シティの紋章がついている]
マレイ、R.(?) 『コーポレーション・クレジット―ロンドン・シティの一致した合意によってつくられる信用銀行。それは貨幣よりも一層有用かつ安全なものである』  
マレイのこの書において提起された計画は、信用銀行についてシティーの原則的合意を確保したのであったが、しかしこの計画は、おそらく1682年の金融危機にさまたげられて、現実には実現されることはなかった。

29 MURRAY, Robert.
A proposal for a national bank, consisting of land, or any other valuable securities or depositums; with a grand cash, for returns of money, &c. from all parts within His Majesty's dominions of England, Scotland, and Ireland, &c. The whole to be under the care, inspection, trust, and controul of the public authority, and legal magistracy. [London, 1695/6]
C136
[ローダデール旧蔵書]
マレー、R. 『土地その他有価の担保または預託金より成り、かつ貨幣の返還のために完全な正貨を備えた、国民銀行の提案』  
マレーは、イングランド銀行への悪意は持たないと弁解しながらも、イングランド、スコットランド、アイルランドの全土にわたる一国民銀行を提案、土地および財貨のほかに貨幣をもファンドとする銀行を提唱している。彼は、その手形の流通を助けるには十分な正金のストックを必要とすることを認識しており、このような完全な準備を取得することが主要問題だとしている。
MUSHET, Robert
57 MUSHET, Robert, 1782-1828.
A series of tables, exhibiting the gain and loss to the fund-holder, arising from the fluctuations in the value of the currency, from 1800 to 1821. 2nd ed. corrected. London, Printed for Baldwin, Cradock and Joy, 1821.
C137
[Very scarce]
マシェット、R. 『1800年から1821年にいたる、通貨の価値の変動から生じた国債保有者への利益と損失を表わす、一連の表』  
マシェットはロンドンの王立造幣局の役人で、通貨問題にかんする権威として認められる人。彼の作った一連の表は、この時期すなわち銀行制限時代にあたる時期の流通した金鋳貨の価値と紙券通貨の価値とのあいだの変動を示す、最良の資料と考えられている。

59 MUSHET, Robert, 1782-1828
An attempt to explain from facts the effect of the issues of the Bank of England upon its own interests, public credit, and country banks. London, Baldwin, Cradock, and Joy, 1826. [1st ed., very scarce]
C138
マシェット、R. 『イングランド銀行の発券が、同行自身と公信用および地方銀行におよぼす影響についての実証的な解明』  
この書は、銀行主義と通貨主義の論争にたいして大きな影響をあたえている。マシェットはこの中で、通貨の金属的基礎の拡張を提案し、また20ポンド未満の銀行券の流通を認めないことを提唱している。また彼は、株式銀行の発展を、公共にとってもイングランド銀行にとっても有益なものとして、これを期待している。
N
NATIONAL BANK OF SCOTLAND
103 NATIONAL BANK OF SCOTLAND.
Warrant for royal charter of incorporation in favour of the National Bank of Scotland,1831. (so inscribed in ink)
C398
スコットランド国民銀行『スコットランド国民銀行の会社化勅許(手稿)』  
1825年設立のスコットランド国民銀行は、その時点では会社化の勅許を得られなかったが、1831年には勅許取得に成功した。しかし女王が勅許を与える場合には無限責任を課すこととの条件が付され、この点は変わらなかった。
NATIONAL PROVINCIAL BANK
118 NATIONAL PROVINCIAL BANK.
A mid-nineteenth century customer’s pass book, issued by the bank from its branch at Stokesley in North Yorkshire, to Mr. Joseph Nelson at Ayton, North Yorkshire. 1846 Jan. ― 1854 Aug.
C561
『19世紀半ばのナショナル・プロヴィンシャル銀行の通帳 (北ヨークシャーのストークスリー支店が同エイトンのJ.ネルソン氏に発行したもの)』  
1846年1月から1854年8月に至るネルソン氏の預金預入および引出が記録されている。
NORMAN, George Warde
73-(5) NORMAN, George Warde, 1793-1882.
Letter to Charles Wood , esq., M.P., on money, and the means of economizing the use of it. London, Pelham Richardson, 1841.
C147
ノーマン、G.W. 『貨幣およびその使用を節約する手段についての、チャールズ・ウッド議員への書簡』  
1840年のイングランド銀行特許状にかんする下院の委員会で、同行の理事であったノーマンは長い証言を行なっているが、これを機として同委員会の議長であったウッドに送った書簡がこの書である。  なおこの本に1847年11月付でRaikes Currie 議員にあてた手紙がついているが、その中で「拙著『サー・C.ウッドへの書簡』を一部贈ります」と書いてある。

73-(6) NORMAN, George Warde, 1793-1882.
An examination of some prevailing opinions, as to the pressure of taxation, in this and other countries. London, T. & W. Boone, 1850.
C148
ノーマン、G.W. 『わが国および他の諸国における課税の負担にかんして支配的に見られるいくつかの見解を検討する』  
この書では、イギリスの財政負担はその資源を大きく損うことなく、その富の増加に比すればそれは1815年以来大きく減少していること、他のヨーロッパ諸国ではこれらの負担はイギリスでよりも重かったこと、またイギリスの政府には節倹の精神が比較的明らかであること、が論じられている。  なおこの書には1862年付の、ノーマンからカリーにあてた手紙が付せられている。 注:展示番号73は、Lord Overstone (Loyd, S.J.)の著書4部とNorman, G.W.の著書2部および書簡を、1冊に合本したものである。
NORTHAMPTONSHIRE UNION BANK
124 NORTHAMPTONSHIRE UNION BANK.
Deed of Settlement of the Northamptonshire Union Bank, established under the authority of an Act of Parliament passed in the seventh year of the reign of His Late Majesty King George the Fourth. To which is appended, an abstract of the Act. Capital, £537,500, in 21,500 shares of £25 each. Northampton, T.E. Dicey, 1836
C562
ノーサンプトンシャー・ユニオン銀行 『ノーサンプトンシャー・ユニオン銀行の定款』  
ジョージ4世治下7年目-1826年-に制定された条例のもとに設立されたノーサンプトンシャー・ユニオン銀行の定款。同条例の概要も付記されている。同行は、資本金537,500ポンド。25ポンド株21,500株発行。
O
OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron
73-(1) [OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron] 1796-1883.
Thoughts on the separation of the departments in the Bank of England. London, Marchant Printer, 1840.
C117
[Extremely rare privately published pamphlet]
オーヴァストーン卿(ロイド、 S.J.) 『イングランド銀行の両部門分割についての考察』
この書は1840年に書かれ私刊されたもので、この私刊本は甚だ珍しい。公刊されたのは1844年である。本書はイングランド銀行を発券部と銀行部との二部門に分割することを求めた下院委員会における証言を具体化した論策である。銀行券の兌換性を保証するためには、ニ部門を分離して銀行券発行量の変動と準備金の増減とを一致させるべきことを主張している。

73-(2) OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron, 1796-1883.
Thoughts on the separation of the departments of the Bank of England. London, Pelham Richardson, 1844.
C118
オーヴァストーン卿(ロイド、S.J.) 『イングランド銀行のニ部門分割についての考察』  
この書は、実際には1840年に書かれ、当時私刊本として出されたのみだったのだが、1844年になって、これにわずかな手直しと序文を付して一般に公刊されることになったものである。ここで彼の提起した見解は、1844年銀行法の提案の基礎となったものである。

73-(3) OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron, 1796-1883.
A letter to J.B.Smith esq., president of the Manchester Chamber of commerce. London, Pelham Richardson, 1840.
C119
オーヴァストーン卿(ロイド、S.J) 『マンチェスター商業会議所会頭J.B.スミス氏への書簡』  
1840年1月9日付の書簡であるが、ロイドはその後もう一度「イングランド銀行の管理の影響について」と題する「第2書簡」を出している。スミスはこれまでイングランド銀行の特権的地位が通貨の管理を誤まらしめているとして同行を攻撃していたのである。ロイドはこの書簡の後、同年3月には、種々の銀行機関による要求払銀行券の発行が地方銀行券流通にあたえる影響について調査する下院の特別委員会における審問で、銀行券と手形との特徴的な相違を強調している。

73-(4) OVERSTONE, Samuel Jones Loyd, 1st baron, 1796-1883.
To the electors of the borough of Manchester. 20th July 1832.
C120
[Extremely rare]
オーヴァストーン卿(ロイド、S.J.) 『マンチェスター選挙区の有権者諸氏へ』  
これはマンチェスター選挙区の市民にむけてのロイドの選挙演説である。彼は1819-1826年まで議会にあったが、1832年には自由党の候補者としてマンチェスターから立った。しかしこの選挙では敗れ、それ以来彼はもっぱら銀行および金融問題の追求に専念することになったのであった。
P
PARNELL, Sir Henry Brooke
60 PARNELL, Henry Brook (Baron Congleton) 1776-1842.
Observations on paper money, banking, and overtrading; including those parts of the evidence taken before the Committee of the House of Commons, which explain the Scotch system of banking. London, Printed for James Ridgway and Effingham Wilson, 1827.
C152
パーネル、H.B. 『紙幣・銀行業および過剰取引にかんする考察-下院の委員会における証言のうち、スコットランドの銀行制度について説明した部分を含む』  
パーネルはアイルランドの土地所有者であるが、イギリス議会ではウィッグ党のリベラル派で、経済政策問題にかんしては、リカードウを強力に支援していた。本書で彼は、通過問題を論じ、紙券通貨の使用を推奨し、またイングランド銀行との競争を確保するために、ロンドンに株式銀行を設立することを提唱している。
PATERSON, William
9 [PATERSON, William]
A brief account of the intended Bank of England. London, Printed, and are to be sold by Randal Taylor, 1694.
C269
[1st ed., very important and very rare with the licence leaf]
パターソン、W.(?) 『イングランド銀行創設の趣旨』  
W.パターソン(1658-1719)はスコットランド出身の商人、イングランド銀行の創設者であり、最初の取締役の一人であった。このパンフレットは銀行創設準備中のもので、銀行がどのようなものになるかについて説明するとともに、批判にも答えている。彼によれば、「この銀行は出資に対し8%の収入に加えて、銀行の信用事業が生み出すその他の収益が株主に配当される」と、その有利さをアッピールしている。特許状も添付。
PATTERSON, R. H.
106 PATTERSON, R. H.
The fall of the City of Glasgow Bank. [Edinburgh] 1878. Not published. Bound in are two autographed letters.
C316
パターソン、R.H. 『グラスゴー・シティ銀行の破綻』  
グラスゴーシティ銀行の破綻はイギリスの銀行史上の重要な事件であるが、その同時代の記述である。著者はこれまでのブームと不況について述べたあと現下の銀行破綻を論じて、破綻に伴う被害の大きさと関係者の卑しさの不均衡を指摘している。二つの署名入り書簡が合本されている。一つはパターソン論文への意見を求めたもの、他は出版を遅らせるようアドバイスする回答(公衆は今激昂状況にあるので)である。
PEDIE, James
66 PEDIE, James.
The effects of the currency bill of 1826 upon the merchant, the manufacturer, and the trader. (Letter to Lord Melbourne. 9th November 1837). Edinburgh, 1837.
C156
[Apparently rare]
ぺディー、J. 『1826年の通貨法が、商人・製造業者および小商人にあたえた影響(メルボーン卿への書簡、1837年11月9日)』
ぺディーは、この著作で、1826年通貨法が、中産階級にたいしてさえ、つまり貨幣資本を持たない人々にたいしてさえ、有害な影響をあたえたことを指摘している。彼はこの後、この分野の問題について、『わが国における窮迫の原因』(1839年)、『通貨の混乱』(1840年)、『健全な通貨の性質についての研究』(1841年)などの著作を出している。
PRAED, John
30 [PRAED, John]
An essay on the coin and commerce of the Kingdom, trade and treasure (which are twins) being the only supporters thereof next to religion and justice. London, Printed and published for the consideration of the present and future sessions of Parliament. 1695.
C157
[1st ed., undoubtedly rare]
プリード、J. (?) 『王国の鋳貨と商業にかんする一論――商工業と財宝(両者は双生児である)は、宗教と正義に次いで、その唯一の支えである』  
この書はきわめて珍しいものだが、貨幣改鋳についての大論争において重要な意義を持つものでありながら、従来過小に評価されてきた―おらくそれは本書が稀少なためであろう。著者は、軽量の銀貨を改鋳してその輸出または溶解による損失を防ぐという考えを提起している。彼は平価切下げに反対だったわけである。
Q
QUIN, Michael Joseph
145 QUIN, Michael Joseph, 1796-1843.
The trade of banking in England: embracing the substance of the evidence taken before the Secret Committee of the House of Commons, digested and arranged under appropriate heads. Together with a summary of the law applicable to the Bank of England, to private banks of issue, and joint-stock banking companies. To which are added an appendix and index. London, Butterworth, Murray, Ridgeway, and Richardson, 1833.
C1474
クイン、M. 『イングランドにおける銀行業、付、イングランド銀行、個人発券銀行、株式銀行に適用される法の要点』  
クイン(1796-1843)は旅行家、政治評論家、ダブリンレビュー等の編集者。本書は多数の個人銀行の実際の経営、特に1825年および32年にロンドンが行った決定に対する彼らの対応を記述しているところに特徴がある。
R
RAIT, Robert Sangster
109 RAIT, Robert Sangster, 1874-1936.
The history of the Union Bank of Scotland, Glasgow, John Smith & son, 1930.
C415
レイト、R.S. 『スコットランド・ユニオン銀行の歴史』  
同行はグラスゴーの実業家によって設立され、エディンバラを基盤とする保守的な銀行勢力に対抗して19世紀央に合併や連携で急成長した。しかし19世紀末には衰退し、1950年にスコットランド銀行に吸収された。
<アイルランド>
RAITHBY, John
53 RAITHBY, John, 1766-1826.
The law and principle of money considered; in a letter to W. Huskisson, Esq. M.P. London, Printed for T. Cadell, and W. Davies, 1811.
C160
[1st ed., very scarce]
レイスビ、J. 『貨幣の法則および原理の考察-W・ハスキッソン議員への書簡』  
著者はリンカーンズインの法廷弁護士である。彼は本書で、金属あるいはその他の商品によって計量されることのない独立の紙券通貨の採用を提唱している。彼は、一般に受領され得る一種の代用貨幣(token)-できれば金とは関係のない紙券通貨-を推奨し、これを法貨とすることを求めている。
RANKIN, B.
67 RANKIN, B.
Paper and gold; or, an enquiry into the use and abuse of the currency: with proposals for a national bank. London, Effingham Wilson, 1837.
C161
[1st ed., very rare]
ランキン、B. 『紙券通貨と金通貨-通貨の効用と誤用についての研究、あわせて国立銀行の提案を付す』  
著者はイングランド銀行にたいして極めて批判的である。通貨発行の銀行はただ一行のみとすべく、かつそれは商事会社ではない国立の銀行でなければならないとする。この銀行は純粋に発券の銀行とし、その資本は国内の各銀行の機能資本に比例して出資され、現実の金銀を以て構成され、これを基として銀行券が発行されるものというのである。
RICHARDSON, Ralph
121 RICHARDSON, Ralph.
Coutts & co., bankers, Edinburgh and London; being the memoirs of a family distinguished for its public services in England and Scotland. London, Elliot Stock,1900.
C574
リチャードソン、R. 『クーツ&カンパニー-エディンバラとロンドンの銀行家』  
クーツ&カンパニーは1755年、ロンドンに設立され成功を収めるが、クーツ家は既に1692年からエディンバラで金匠銀行家として銀行業に携わっていた。有名なプライベート・バンクの系譜の多くは、著名な金匠に遡ることができる。
ROE, Sir Thomas
1 ROE, Sir Thomas, 1581?-1644.
Sir Thomas Roe his speech in Parliament. Wherein he sheweth the cause of the decay of coyne and trade in this land, especially of merchants trade. And also proppoundeth a way to the House, how they may be increased. 〔London〕1641.
C165
ロウ、T. 『サー・トマス・ロウの議会演説―この国の鋳貨および商業の衰退の原因を説きその増進の方策を提起する』  
ロウはとくにインドおよびトルコに大使として赴く等、その外交官としての経歴を生かして議会活動を行ない、また主として商業および通貨にかんする問題について、いくつかの小冊子を公表している。
ROYAL BANK OF SCOTLAND
94 ROYAL BANK OF SCOTLAND.
Copy of a signature for a new bank. [Edinburgh, 1727]
C329
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド『新銀行のための署名』  
実質的にはロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(現存)の特許状である。同行はイングランド銀行の賛同を得て、スコットランド銀行からの根強い反対の下で設立された。同行設立の政治的背景には、スコットランド銀行がジャコバイト反乱を支持していたことに対する反感があった。ロイヤルバンクはウォルポールのホゥイッグ政権に支持され、ウォルポールは同行を通じてスコットランドへの影響力を強化した。このコピーには、新銀行の財務、経営方針、役員名が記されているほか、スコットランド銀行から国王に提出された反対意見も添付されている。
ROYAL HIGHLAND AND AGRICULTURAL SOCIETY OF SCOTLAND, EDINBURGH
130 ROYAL HIGHLAND AND AGRICULTURAL SOCIETY OF SCOTLAND, EDINBURGH.
Report of the committee appointed by the Highland Society of Scotland, to consider what is the best mode of forming institutions of the nature of savings banks, for receiving the deposits of labourers and others. Edinburgh, for Archibald Constable, 1815.
C629
ハイランド・ソサィエティ・オブ・スコットランド 『労働者その他の預金を受け入れる貯蓄銀行的機関の最も望ましい形態に関する委員会の報告書』  
ハイランド・ソサィエティ・オブ・スコットランドは、スコットランドの貴族・地主その他が構成する有力な団体。同報告書は、貯蓄銀行の有益性や設立形態などに関する検討を加えた結果、エディンバラで実施されているシステムの採用を進言している。
S
SCOTT, Sir Walter, bart.
102 SCOTT, Sir Walter, bart. , 1771-1832.
A letter to the editor of the Edinburgh weekly journal, from Malachi Malagrowther, Esq. on the proposed change of currency, and other late alterations, as they affect, or are intended to affect, the Kingdom of Scotland. 3d ed. Edinburgh, James Ballantyne for William Black-wood, 1826. Bound with: A second letter … [and] A third letter …
C425-428
スコット、 W. 『エディンバラ週報編集者への手紙』  
スコットはスコットランドへの愛国心に基づいてさまざまな問題について発言した。これらのパンフレットでスコットは、少額銀行券の流通を抑制しようとする政府提案は、スコットランドの銀行にとって有害であると政府を攻撃している。政府は結局スコットランドへの適用を取りやめた。
SCROPE, George Julius Duncombe Poulett
62 SCROPE, George Julius Duncombe Poulett, 1797-1876.
On credit-currency, and its superiority to coin, in support of a petition for the establishment of a cheap, safe, and sufficient circulating medium. London, John Murray, 1830.
C170
[1st ed., very scarce]
スクロープ、G.P. 『信用通貨およびそれが鋳貨に優ることについて-廉価・安全にして十分な流通手段を造ろうという請願を支持するために』  
スクロープは不況と物価の下落とは、銀行制度の不安定な性格と、1826年の小額銀行券禁止法のためであると主張し、またスコットランド式の銀行制度を導入すべきであるという見解を提起している。
SELLERS, H. B.
139 THE YORKSHIRE PENNY BANK.
C687-787
1. AKROYD, E.: Proposed scheme for a West Riding of Yorkshire Working Man’s Provident Society and Penny Saving Bank. London, Kirby, 1856.
2-4. SELLERS, H.B.: Memoranda from a note book on the Yorkshire Penny Bank. Leeds, Samuel Moxon, 1899, 1901 and 1909. 3v.
5. SELLERS, H.B.: Yorkshire Penny Bank. Head Office, Leeds. 1894. Forms and divisions of work. Leeds, S. Moxon, 1894.
6. Origins and rules. 1859, 1872.
7. Annual reports. 1860-1886 [and] 1887-1900. 2v.
8. Branches opened. 1888-1904.
9. School Dept. report. 1890-1911.
10. Articles of Association. 1871-1897.
11. Guarantor meeting. 1860-1892.
12. Directors attendance book. 1930-1935 [and] 1963-1970. 2v. 13. BROOMHEAD, L.J.: The great oak; a story of the Yorkshire Bank. Leeds, Yorkshire Bank, 1981.
№6-11: Pamphlets issued separately and brought together with collective title.
『ヨークシャー・ペニー・バンクに関する資料』  
ヨークシャー・ペニー・バンクは、ハリファクスで毛織物会社を営む実業家であり、かつ下院議員であるE.アクロイド氏によってリーズに設立された(1856年発足、1859年営業開始)。その後同行はヨークシャーの至る所に支店を開設するが、そこに集まる文字通り小額(ペニーは240分の1ポンド)の労働者階級の蓄えがこの銀行に急成長をもたらした。ロンドンのナショナル・ペニー・バンクはこの銀行をモデルとして設立された。
SENIOR, Nassau William
74 SENIOR, Nassau William,
1790-1864. Three lectures on the value of money, delivered before the University of Oxford, in 1829. London, B. Fellowes, 1840. [unpublished]
C174
シーニョア、N.W. 『貨幣の価値にかんする三講-1829年のオックスフォード大学における講義』  
初版本。これは1840年に私刊本として小部数印刷されたものである。この講義はオックスフォード大学のドラモンド講座教授として行った1829年の講義を印刷したもの。貨幣の数量と価値についての講義と貴金属の価値についての講義から成っている。彼は古典派の通説である貨幣数量説的見解とは異なった見方を示している。
SINCLAIR, Sir John, bart.
56 SINCLAIR, Sir John, bart.,
1754-1835. Thoughts on paper circulation; with some remarks on the speech of the Earl of Liverpool, in the House of peers, on the report of the Bank Committee; and a plan for re-establishing the financial circumstances of the country. Edinburgh, Archibald Constable and Company, 1819.
C178
[1st and only ed., and seemingly a great rarity, 手書きの手紙を付す]
シンクレア、J. 『紙券通貨流通にかんする考察-上院におけるリヴァプール伯の銀行委員会報告にかんする演説について若干の評言、およびわが国の財政状態を再建するための計画を付す』
著者は、通貨流通が対外的要因から独立にされなければ国は繁栄できないという。彼はまたわが国の商業の窮迫と混乱は鋳貨流通への復帰を強行しようとすることによるものだといい、紙券流通が望ましいことを立証することに努めたいと述べている。  この本に付けられている手書きの手紙は、1819年10月29日付で摂政にこの書を贈って頂きたいとの趣旨のものである。
SPENCER, John Charles Spencer, 3d earl
86 [SPENCER, John Charles Spencer, 3d earl ] 1782-1845.
A copy of the correspondence between the Chancellor of the Exchequer and the Bank of England, relative to the renewal of the Charter. [London] 1833.
C285
スペンサー、J.C.(?) 『特許状更新に関するイングランド銀行と大蔵大臣間の書簡』  
当時の大蔵大臣はオルソープ卿、イングランド銀行総裁はJ.H.パーマーであった。本コレクションにはこれに続く書簡もある。
STEUART DENHAM, Sir James, bart.
43 STEUART DENHAM, Sir James, bart. ,
1712-1780. An inquiry into the principles of political economy: being an essay on the science of domestic policy in free nations … In which are particularly considered population, agriculture, trade, industry, money, coin, interest, circulation, banks, exchange, public credit, and taxes. London, Printed for A. Millar and T. Cadell, 1767.
C184
ステュアート、J. 『経済学原理-自由な諸国民の国内政治の科学にかんする試論』  
ステュアートの『原理』はA.スミスの『国富論』以前のイギリスの経済思想の発展の最高峰をなす。本書においてはじめて経済学は、正規の科学として体系化されたのである。本書は(1)人口と農業、(2)トレードとインダストリ、(3)貨幣と鋳貨、(4)信用と負債、(5)租税、の5編から成る。 銀行および通貨にかんする経済理論の発展においても、重要な意味をもつ。著者は本書の3分の1以上を、この問題にむけている。

44 STEUART DENHAM, Sir James, bart. , 1712-1780.
The principles of money applied to the present state of the coin of Bengal: being an inquiry into the methods to be used for correcting the defects of the present currency; for stopping the drains which carry off the coin; and for extending circulation by the means of paper-credit. Composed for the use of the Honourable the East-India Company. [London] 1772.
C185
[「東インド会社より」との献呈の辞が書かれている]
ステュアート、J. 『ベンガルの鋳貨の現状に即して考察した貨幣の原理―現在の通貨の欠陥を矯正し鋳貨の流出を停止せしめ、紙券信用の使用によって通貨流通を拡張せしめるために採られるべき方策についての研究―東インド会社のために』  
ステュアートは東インド会社の顧問で、同社のためにこの書を著したのだが、本書はすぐれた分析的研究であり、重商主義的観点に立つ彼の貨幣の問題にたいする成熟した思考が反映されている。
STEUART, Sir James
43 STEUART DENHAM, Sir James, bart. ,
1712-1780. An inquiry into the principles of political economy: being an essay on the science of domestic policy in free nations … In which are particularly considered population, agriculture, trade, industry, money, coin, interest, circulation, banks, exchange, public credit, and taxes. London, Printed for A. Millar and T. Cadell, 1767.
C184
ステュアート、J. 『経済学原理-自由な諸国民の国内政治の科学にかんする試論』  
ステュアートの『原理』はA.スミスの『国富論』以前のイギリスの経済思想の発展の最高峰をなす。本書においてはじめて経済学は、正規の科学として体系化されたのである。本書は(1)人口と農業、(2)トレードとインダストリ、(3)貨幣と鋳貨、(4)信用と負債、(5)租税、の5編から成る。 銀行および通貨にかんする経済理論の発展においても、重要な意味をもつ。著者は本書の3分の1以上を、この問題にむけている。

44 STEUART DENHAM, Sir James, bart. , 1712-1780.
The principles of money applied to the present state of the coin of Bengal: being an inquiry into the methods to be used for correcting the defects of the present currency; for stopping the drains which carry off the coin; and for extending circulation by the means of paper-credit. Composed for the use of the Honourable the East-India Company. [London] 1772.
C185
[「東インド会社より」との献呈の辞が書かれている]
ステュアート、J. 『ベンガルの鋳貨の現状に即して考察した貨幣の原理―現在の通貨の欠陥を矯正し鋳貨の流出を停止せしめ、紙券信用の使用によって通貨流通を拡張せしめるために採られるべき方策についての研究―東インド会社のために』  
ステュアートは東インド会社の顧問で、同社のためにこの書を著したのだが、本書はすぐれた分析的研究であり、重商主義的観点に立つ彼の貨幣の問題にたいする成熟した思考が反映されている。
SWALEDALE AND WENSLEYDALE BANKING COMPANY
126 SWALEDALE AND WENSLEYDALE BANKING COMPANY.
Deed of Settlement of the Swaledale and Wensleydale Banking Company, established A.D. 1837. Under the authority of an Act of Parliament passed in the seventh year of the reign of King George The Fourth. To which is added an abstract of the Act. Capital -four hundred thousand pounds. Richmond, Printed by M. Bell, 1837.
C581
スウェールディル&ウェンズリーディル・バンキング・カンパニー 『スウェールディル&ウェンズリーディル・バンキング・カンパニーの定款』(1837年制定・1826年条例の概要付記・資本金400,000ポンド)  
この銀行は、1836年にその前身を引き継いで株式銀行として設立された。同行は以後19世紀を通じて良好な経営を続け、1899年バークレイズ銀行に吸収された。
SWIFT, Jonathan
110 [SWIFT, Jonathan] 1667-1745.
The swearer’s-bank: or, Parliamentary security for establishing a new Bank in Ireland. Wherein the medicinal use of oaths is considered … Written by Dean Swift … To which is prefixed. An essay upon English bubbles. By Thomas Hume, Esq. Dublin, Thomas Hume. Reprinted at London by J. Roberts, 1720.
C432
スウィフト、J.(?) 『宣誓者達の銀行、あるいはアイルランドでの新銀行設立につき議会が宣誓を求めることを考慮していることについて。付、イングランドにおけるバブル(T.ヒューム)』  
スウィフトの作との確証はないが、主題は彼の諷刺精神を刺激するものであった。この時点でアイルランド銀行設立は失敗に終わり、同行設立は1783年まで待たねばならなかった。
T
TENCH, Nathaniel
39 [TENCH, Nathaniel]
A defence of the Bank of England: or, a reply to a late pamphlet entitul'd Remarks upon the Bank of England, &c. set forth before the last sessions of the present Parliament, and now again re-printed. And also, some short remarks upon two late pamphlets; one entitul'd A short view of the apparent dangers and mischiefs from the Bank of England: The other, Reasons offered against the continuance of the Bank . In a Letter to a Member of Parliament. London, 1707.
C289
[ローダデール旧蔵書、rare]
テンチ、N.(?) 『イングランド銀行の擁護』  
テンチはイングランド銀行の当初の取締役、後総裁(1699―1701)。特許更新をめぐる議会論議のさなかに、更新反対論に対して最も精力的な反論を行ったものである。彼は、商取引を阻害するどころか外国手形、国内手形の割引により商取引を順便にし、低利で資金を貸し付けていると主張した。なお特許は1732年まで延長された。
THOMAS, Sir Dalby
31 [THOMAS, Sir Dalby]
Propositions for general land-banks. [London, 1695]
C190
[ローダデール旧蔵書、Only ed., very rare, Folio]
トマス、D. (?) 『一般土地銀行の提案』  
サー・デイルビ・トマスの土地銀行案は、1694年に提起された四つの同様な企画の一つである―他の三つとは、Sir Francis Brewstar, Robert Murray, Gilbert Malkinのそれらであった。トマスの企画は大がかりだが、拙劣かつ非現実的なものであった。彼は、金融家にとっては、商業を独占し貨幣を集中し媒介手段を稀少ならしめ、こうして利子を高くすることが利益になるのだが、これにたいして地主の利益は商業を推進することにあるのだ、という。しかも土地こそ、場所が動かず王国の持続的な資産だという。
THORNTON, Sir Edward
54 THORNTON, Sir Edward, 1766-1852.
Observations on the report of the Committee of the House of Commons, appointed to inquire into the high price of bullion &c. &c. Together with some remarks on the work of Francis Blake Esq. F.R.S. entitled "Observations on the principles which regulate the course of exchange, and on the present depreciated state of the currency". London, Printed for John Stockdale, 1811.
C192
ソーントン、E. 『地金の高価格について考究するため任命された下院の委員会の報告書についての考察-あわせてフランシス・ブレイクの「外国為替相場変動論」と題する著作についての若干の評言を付す』 
E.ソーントンは外交官としてアメリカ、エジプト、サクソニー、およびスウェーデンに赴いたことのある人で、この書の考察は、スウェーデンの通貨制度の観察にもとづくところが大きい。なおこの書で、W.ブレイクの『外国為替相場変動論』(本展示№51)への評言をふくんでいるが、ここでウィリアム・ブレイクとすべきところを誤ってフランシス・ブレイクとしている。
THORNTON, Henry
48 THORNTON, Henry, 1760-1815.
An enquiry into the nature and effects of the paper credit of Great Britain. London, Printed for J. Hatchard and F. & C. Rivington, 1802.
C193
ソーントン、H. 『紙券信用論-イギリスの紙券信用の性質と効果についての研究』  
1797年のイングランド銀行の正貨支払停止から始まる銀行制限期=地金論争の時代における最も初期の理論的著作である。この書は、兌換停止後のイングランド銀行の立場を擁護しようとする面もあるが、同時に不換化された銀行券の無制限的増加が物価騰貴や為替下落を引きおこす危険もあることを指摘する。後の地金論争の先駆をなすものである。ソーントンは、後の地金委員会の有力な一員であった。
TOOKE, Thomas
71 TOOKE, Thomas, 1774-1858.
A history of prices, and of the state of the circulation, from 1793 to 1837; preceded by a brief sketch of the state of the corn trade in the last two centuries. London, Printed for Longman, Orme, Brown, Green, and Longmans, 1838.
C1678
[Sir Robert Wilmot Horton に著者より贈ったもの。扉頁に献辞が書いてある]
トゥック、T. 『物価史-1793年から1837年にいたる物価および通貨流通状態の歴史-はじめに過去2世紀間の穀物取引の状態の概説を付す』  
トゥックは、通貨論争における銀行学派の代表的論者である。この『物価史』は彼の主著であるが、ここにあるのは、1838年に出たその第1-2巻のみである。そのあと1840年に第3巻、1848年に第4巻が出され、さらに1857年に続巻としてトゥック・ニューマーチの共著で第5-6巻が刊行されている。
TORRENS, Robert
68 TORRENS, Robert, 1780-1864.
A letter to the Right Honourable Lord Viscount Melbourne, on the causes of the recent derangement in the money market, and on bank reform. London, Longman, Rees, Orme, Brown, & Green, 1837.
C195
トレンズ、R. 『メルボーン子爵閣下への書簡-最近の貨幣市場の混乱の原因および銀行改革について』  
トレンズは、通貨主義の代表的な論者の一人である。彼はこのメルボーン卿への書簡の中で、流通貨幣(通貨)と信用貨幣(預金)とを区別し、これらを混同することが、経済混乱の大きな原因であると主張する。付録に、ペニントンの2通の論説を付している。
TURNER, Thomas
5 [TURNOR, Thomas]
The case of the bankers and their creditors. More fully stated and examined; and a second time printed, with more than a third part added … By a true lover of his King and countrey, and sufferer for loyalty. [London] 1675.
C196
[2nd ed., rare]
ターナー、T.(?) 『銀行家ならびに債権者たちの訴え・・・国王およびわが国を真に愛しかつ忠誠を誓う者より』  
これは大蔵当局への攻撃である。著者は、ロンドン・シティの銀行家・金匠および商人たちによって提供された戦時負債の償還についてその約束にそむいているとして、当局を非難する。ターナーはそのことを、法律にも公共の道理にも反した不正であるとして、これを立証することに努めている。
TURNOR, Thomas
5 [TURNOR, Thomas]
The case of the bankers and their creditors. More fully stated and examined; and a second time printed, with more than a third part added … By a true lover of his King and countrey, and sufferer for loyalty. [London] 1675.
C196
[2nd ed., rare]
ターナー、T.(?) 『銀行家ならびに債権者たちの訴え・・・国王およびわが国を真に愛しかつ忠誠を誓う者より』  
これは大蔵当局への攻撃である。著者は、ロンドン・シティの銀行家・金匠および商人たちによって提供された戦時負債の償還についてその約束にそむいているとして、当局を非難する。ターナーはそのことを、法律にも公共の道理にも反した不正であるとして、これを立証することに努めている。
V
VAUGHAN, Rice
6 VAUGHAN, Rice.
A discourse of coin and coinage: the first invention, use, matter, forms, proportions and differences, ancient & modern: with the advantages and disadvantages of the rise or fall thereof, in our own or neighbouring nations: and the reasons … London, Printed by Th. Dawks, for Th. Basset, 1675.
C1803
ヴォーン、R. 『鋳金および貨幣鋳造についての一論――古今を通じてそれの最初の発明、使用、形状および種類について。またわが国および近隣諸国におけるその価値の騰落の利害およびその理由について』  
ヴォーンの経済学上の唯一の著作である。ポールグレーヴによれば、本書は貨幣にかんする英語で書かれた最初の歴史的論文である。本書は、著者の死後に彼の親族であるヘンリ・ヴォーンによって発行されたものだが、実際に書かれたのは1635年までさかのぼるものとされている。
VICKARIS, A.
33 [VICKARIS, A.]
An essay, for regulating of the coyn; wherein also is set forth, first, how we have lost that import of plate and bullion we formerly had. Secondly, what is become of the great quantities of money coyned in the reign of King CharlesⅡ and the preceding reigns. Thirdly, the necessity there is at this time for to rectifie the present coyn of the kingdom. Fourthly, by what methods the charge of calling in the present money, and bringing it to a designed standard may be accomplished. Fifthly, whether the method proposed for the advancing of our money (and the bullion of which it's made) be convenient or inconvenient for the trade of the nation … London, Printed by James O. for Richard Cumberland … 1696.
C198
ヴィッカリス、A. 『鋳貨の調整についての一論』  
本書は1690年代の鋳貨論争のうちの一つであり、ジョン・ロックはこの書を所有していたことも知られている。本書では、表題に書かれているように、(1)かつてわが国に流入していた地金はいかにして失われてきたのか、(2)チャールズ2世およびそれ以前の治世に鋳造された大量の貨幣はどうなったのか、(3)現在の王国の鋳貨を調整するためにこの時期に何が必要か、(4)いかなる方法によって今日貨幣を回収しそれを望ましい基準に改鋳するか、(5)わが国の貨幣(およびその地金)を貸出すために提案されている方法は、わが国の貿易にとって有利か不利か、を論じている。
VIVIAN, Richard
131 VIVIAN, Richard.
A letter on friendly societies and savings banks, from the Rev. Richard Vivian, occasioned by Mr. Rose’s Letter. London. Printed for Ridgway and sons, 1816.
C683
ヴィヴィアン、R. 『共済組合および貯蓄銀行に関するR.ヴィヴィアン師の手紙』  
この手紙は、貯蓄銀行および共済組合設立の最も著名な先駆者であるジョージ・ローズ卿の手紙に対して書かれている。ローズ卿は1815年11月に‘the Provident Institution of Southampton’を創設した人物。
Y
YORKSHIRE BANKING COMPANY
127 YORKSHIRE BANKING COMPANY.
Deed of Settlement of the Yorkshire Banking Company, established 6th July, 1843. [Leeds, 1843]
C592
ヨークシャー・バンキング・カンパニー 『ヨークシャー・バンキング・カンパニーの定款』(1843年7月6日制定)  
ヨークシャー・バンキング・カンパニーは1843年に破産したヨークシャー・ディストリクト銀行を引き継いで設立された。同行は、その前身が展開していた広範な支店網を維持しつつ、より厳格な経営体制を敷き、好業績を残した。同行は1901年、ロンドン&ミッドランド(後のミッドランド)銀行に吸収された。
YORKSHIRE PENNY BANK
139 THE YORKSHIRE PENNY BANK.
C687-787
1. AKROYD, E.: Proposed scheme for a West Riding of Yorkshire Working Man’s Provident Society and Penny Saving Bank. London, Kirby, 1856.
2-4. SELLERS, H.B.: Memoranda from a note book on the Yorkshire Penny Bank. Leeds, Samuel Moxon, 1899, 1901 and 1909. 3v.
5. SELLERS, H.B.: Yorkshire Penny Bank. Head Office, Leeds. 1894. Forms and divisions of work. Leeds, S. Moxon, 1894.
6. Origins and rules. 1859, 1872.
7. Annual reports. 1860-1886 [and] 1887-1900. 2v.
8. Branches opened. 1888-1904.
9. School Dept. report. 1890-1911.
10. Articles of Association. 1871-1897.
11. Guarantor meeting. 1860-1892.
12. Directors attendance book. 1930-1935 [and] 1963-1970. 2v.
13. BROOMHEAD, L.J.: The great oak; a story of the Yorkshire Bank. Leeds, Yorkshire Bank, 1981.
№6-11: Pamphlets issued separately and brought together with collective title.
『ヨークシャー・ペニー・バンクに関する資料』  
ヨークシャー・ペニー・バンクは、ハリファクスで毛織物会社を営む実業家であり、かつ下院議員であるE.アクロイド氏によってリーズに設立された(1856年発足、1859年営業開始)。その後同行はヨークシャーの至る所に支店を開設するが、そこに集まる文字通り小額(ペニーは240分の1ポンド)の労働者階級の蓄えがこの銀行に急成長をもたらした。ロンドンのナショナル・ペニー・バンクはこの銀行をモデルとして設立された。
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