2017.07.18

Category:2017年度前期

最終報告会

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7月15日(土)に最終報告会が開催されました。

最終報告会では、実際に制作したCSR報告書を簡易印刷したものを配布し、その内容について30分間のプレゼンテーションを行いました。

 

企業担当者や来場者の方々を前に発表した内容は次の3点です。

①フェーズ1の成果を踏まえたCSR報告書のコンセプトやオリジナリティ

②具体的なCSR報告書の内容

③担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案

30ページ以上にわたるCSR報告書を完成させ、その内容について発表を通してしっかりと伝えることができた履修生の顔は安堵と達成感に満ち溢れていました。

発表を聞いた企業担当者や学内役職者からは「学生ならではの考えをもっと聞きたかった」「自分達の考えたコンセプトがどう事業の中に組み込まれているのかという視点からも調査・分析できていると良かった」「企業側とユーザーの両者のメリットを掘り下げて提案されていると良かった」「テーマの着眼点が良かった」「報告書がカテゴリーごとにインデックスが色分けされており読みやすかった」「丁寧に調査されている」などたくさんのフィードバックをいただきました。

 

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6月3日の中間発表会以降は、大人数でのチーム活動が思うように進まず不安と焦りを感じてしまったり、「なぜこのゼミを履修してしまったのだろうか」と後悔してしまったり、履修生一人ひとりがいろいろな感情をもって活動していたようです。

学生たちは役割分担をして効率的に進めようとしていましたが、自分たちは報告書を通して「何を伝えたいのか」という根本についてしっかり話し合い、共有していかなかったゆえに、その先になかなか進まないという悪循環に陥っていました。

時間をかけて活動をしていく中で、最後の1週間は「よりよい発表をしたい」「後悔したくない」という思いのもとに、チームでの自分の役割を探しながら活動できていた学生が増えていったように見受けられました。

 

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この3か月間、企業の方々、教員、チームメンバーなどさまざまな人と関わり合いながらゼミを進めてきましたが、世の中は他者とのつながりの中で動いていることを実感できたのではないでしょうか。

そしていろいろな人とコミュニケーションをとることで、自分の様々な側面を知ることができ、自分の長所・短所を発見できたのではないかと思います。

 

この授業の目的の一つに<正確な自己評価能力の育成>があります。

今回の経験を通して、どういった場面で自分の力を活かすことができるのか、また活かすことができないのか知ることができ、自分の課題も見えてきたはずです。

この経験をどう理解して意味づけしていくのか、残り2回となった授業での振り返りで行っていきます。

 

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最後に学生の最終発表会後の日記を紹介します。

「ずっとテーマに掲げてきた「発信力」は、以前よりも意見を伝えることができたようになったため力がついてきたように思えた。しかしその分特に「状況把握力」や「実行力」など欠けている部分も多くみられた。きっとこのような共同で作業を行なうことで、周りのメンバーと自分を比較する機会となり見えてくるものがたくさんあったのだと思う。自分の欠点を理解し、この先の様々な活動につなげていける強みのきっかけをこの期間で得られたと思う。最後の1週間は、特に今まで以上にチームメンバーそれぞれのいいところが見えた時間であった。「こうなりたい」姿がたくさんあった。「人をまとめる力」「やさしさ」「疲れを見せないこと」「働きかける力」「仕事の速さ」「実行力」「時間を確実に守ること」「自分の考えを正確に伝えられること」など。かといってそれらの自分にない部分をすぐに自分にとりこむことはできないので、そうなれるようにそれらをどう自分に対応させられるかを今後の自分の課題にしたいと思った」

 

「振り返ると、本当にチームメンバーへの感謝と尊敬の気持ちばかりが浮かんでくる。自分の能力や考え方、向き合い方で成長した点もあるが、やはり「チームでの活動」という点がいちばん今後のためになったと思う。チーム活動の大変さ、楽しさ、やりきった後の嬉しさと後悔。不安ばかりだったが、このチームで横断ゼミを履修できて本当に良かったと思う。最後に涙が出てしまったのは、自分の今までを振り返ってでもあったが、みんなでここまで頑張って一つの報告書を完成させたから。そしてチームで完成させたものを褒めてもらえたのが嬉しかったからだ」

 

記:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

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