2015.04.20

活動ブログ名:武蔵One Point自然観察

武蔵の多様な桜

桜といえばソメイヨシノですが、武蔵の構内には多種類の桜があり、三月末から四月にかけては桜を見る会も開催されています。桜の仲間は北半球に100種くらいあり、日本には野生種が10種分布しているそうです。

 
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すすぎ川の上流の池そばにさいている桜。撮影日時: 2015:04:11 17:31:51

ソメイヨシノの遺伝子を詳しく解析してみると、伊豆諸島周辺のオオシマザクラを父、エドヒガザクラを母としているとのことです。日本列島各地のソメイヨシノは、遺伝的に同一、つまり、源流をたどれば一本から産まれたクローンなのです。接木で広がっていったのでしょう。遺伝的多様性がないので、稲などの栽培植物の品種と同じく、一斉に花が咲くことになります。
東京八王子にある多摩森林科学園には全国から主要な品種や銘木の接ぎ木クローンが集めれれているので、一度は桜の多様性を確かめるため訪れてみたいものです。多摩森林科学園で約600の栽培ラインについて、桜の開花日を調べた記録によると、一番早い寒桜の咲き始めが2月10日、最も遅いのが奈良の八重桜で開花日が4月25日だそうです。ソメイヨシノは、全体の早いほうで15\%の位置にあり、その後に咲くのが85\%もあります。ぜひ、武蔵で色んな桜を楽しみ、先人の工夫と努力を知って欲しいと思います。

 
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高中の東門にある桜。撮影日時: 2015:04:1708:19:34

 

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八重桜のぼってり感たっぷりの一本です。撮影日時: 2015:04:17 08:19:50

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