2017.01.26

Category:英語英米文化学科

英語英米文化学科 教授 角田 俊男

海の交流の歴史を旅する

英米そして広く英語圏の文化と社会は、人々が大西洋を越えて交流してきた歴史から作り出されて来ました。飛行機が一般化する前の時代には、ずっと船が海外旅行のための手段で、現在のグローバル化した世界につながる英語圏の国際交流の在り方を、海から見ることができます。今年度の「英米の社会」ゼミでは、海の歴史を振り返る日本語のテキストの講読をしています。毎週、報告者2人で1章ずつを分担し、内容を要約した説明と気付いた疑問点や感想を述べてもらい、それを受けて他の参加者も加わり自由に議論しています。また時折関連する映像の資料も見てもらいました。

 

前期(4月から7月まで)は、「未知なる世界」に乗り出した探検と科学の航海、海軍の生活、漁業と港町について、具体的なイメージを持てるように想像しながら、検討しました。港町の中には現在観光地になっている所もあります。

 

角田ゼミ写真1

河口から川を上り、この門から王宮、海軍の学校・病院へ至る

 

角田ゼミ写真2

さびれた港町も観光地になり、倉庫は美術館やショッピングの場に生まれ変わっている。

 

後期(9月から、冬休みを挟んで、1月まで)は、海難事故、密貿易、海賊など海の歴史の影の部分を読んでいます。海賊はディズニーランドや映画、アニメにも登場しなじみ深いイメージがありますが、実態はどうだったのでしょうか?もし実態と違うとしたら、どうして今のようなイメージが出てきたのでしょうか?こうした文化的な関心も含めて、様々な角度から海を通してどのように人々が関わり合い生きてきたか、その歴史を見つめて来ました。

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