2016.01.25

Category:人文学部 その他

教職課程 教授 和井田清司

体験が学生を磨く

写真A 写真A 国会図書館の地下8階にて

(「教育学特論」の授業の一環として見学)

教職課程のカリキュラムには、3年で介護等体験(社会福祉施設や特別支援学校での体験学習)、4年で教育実習(その多くは母校での実習)が位置づけられています。そのため、体験や実習をになう前提となる、基礎的で概説的そして理論的な諸科目を、1-3年で履修することになります。

 

武蔵大学の教職課程は、中学校および高校での教員免許(主に国語・社会[地歴・公民]・英語)を認定されています。つまり、それらの免許にかかわる教科・科目の指導を可能にする学科専門の知識や能力の修得が求められているといえます。学科と教職の学びを結び、(まずは教育実習で)教壇に立つ力を、専門的かつ総合的に育成することをめざしています。

 

学部の各学科とは異なり、教職課程には、卒論に直結するゼミは特にありません。しかし、得意分野を伸ばすために「教育学特論」を開講しています。これは少人数でゼミのように運営する場合が多く、私の場合、文献購読やフィールドワークを実施しています。写真Aは、「特論」の授業の一環として、国会図書館を見学したときの様子です。

 

また、教壇実習に備えて、「教育実習1」(3年後期)、「教育実習2・3」(4年前期)、「教職実践演習」(4年後期)を連続的に展開しています。取得免許の種類ごとにクラス分けし、18ヶ月の間、基本的に同じメンバーでまなび合います。写真Bは、私の担当する高校社会クラスで、教育実習を終えたばかりの学生の様子です。

写真B 写真B 高校社会系チーム

(3年後期から4年後期まで18カ月をともに過ごす愉快な仲間たち)

クラスのなかでのまなびと同時に、免許取得に向けての重要なポイントでは、3・4年生が全員合同で集中授業的に展開する授業もあります。教育実習を控えた3年生が模擬授業を行い、実習を終えた4年生にとっては、自らの経験をふまえ後輩たちにアドバイスする機会になっています。

 

「体験が子どもを磨く」という言葉があります。教職の学生たちは、教育実習の体験を契機に、飛躍的に成長するように思います。

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