2015.11.27

Category:ヨーロッパ文化学科

ヨーロッパ文化学科 教授 黒田享

動詞のニュアンスを極める!

ドイツ語では、動詞の始まり部分に小さな要素(「接頭辞」)を加えて新しい動詞を作ることができます。例えばkleidenという動詞に接頭辞anを加えるとankleidenという動詞ができます。また、加える接頭辞がbeの場合はbekleidenという動詞ができます。

kleiden-ankleiden-bekleiden

kleiden-ankleiden-bekleiden

 

さて、辞書では、これらの動詞はどれも「服を着せる」という意味だと書かれています。ところが、詳しく調べると、同じ「服を着せる」状況でも場合によって使える動詞と使えない動詞があるようです。つまり、kleiden・ankleiden・bekleidenの間には微妙な違いがあるのです。

ゼミの風景

ゼミの風景

 

現在私が担当している専門ゼミナールでは、このような辞書だけではわからないドイツ語動詞の微妙なニュアンスに取り組んでいます。専門書に取り組む他、参加者一人一人の自主研究について議論していますが、ドイツ人留学生にネイティブスピーカーとしての意見を聞くこともあります。和気あいあいとした雰囲気のゼミですが、思いもよらない発見をすることもあって担当教員である私も毎週楽しみにしています。参加者は学期末にはドイツ語動詞のニュアンスに精通しているはずです。

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