2017.02.23

Category:経済学科

経済学科 准教授 田中健太

1年間のゼミ活動の集大成 ゼミナール対抗発表大会

武蔵大学ではゼミナール連合会主催のもと、毎年、12月にゼミナール対抗発表大会を実施しています。多くのゼミがこの大会に向けて、1年間のゼミ活動に励んでいます。一般的にはこうした大会は大学側の行事として大学側や教員が行事として行うものですが、武蔵大学のゼミナール対抗発表大会は本学のゼミナール連合会という学生団体が中心となり、大学、同窓会のサポートのもと運営されているという特徴があります。また各ゼミの発表の評価は学内の教員だけでなく、本学OBの社会人の方にもお願いするため、より実践的な発表が求められます。運営される側も、参加する側も学生という全国的にみてもレアなケースといえます。わたくしのゼミも2年生(「途上国における貧困問題の多角的分析」)、3年生(「地方自治体の持続可能な財政運営のための対策」)のゼミのチームがそれぞれ参加し、奮闘してくれましたが、今年は優勝ができず、悔しい思いをいたしました。

 

学内だけの小さなイベントでしょ?発表といってもそれほど長い時間やるわけではないでしょ?と思われる方もいるかもしれませんが、実際には様々なドラマが隠されています。最初はそれほどやる気がなかった学生たちも、だんだんと準備をしているなかで熱を帯びてきて、優勝したいと思うようになったり、また発表グループ内での意見が合わずになかなかかみ合わなかったり、チーム内の連携がうまくいかず、けんかになってしまったり、様々な事件が起こります。結果的に優勝できると、けんかばかりしていたグループでも本当にみんないい笑顔で喜んでいる一方で、残念ながら優勝できなかったゼミではくやしさを涙でこらえる学生も見受けられます。

 

外からみるとそれほど大きな経験のように見受けられませんが、短い発表時間のなかで自分たちの1年間の成果をまとめ、出し切ることはなかなか簡単にできることではありません。わたしたち教員も発表の日が近づくにつれて、学生とのやり取りや指導が増え、夜遅くまで一緒に準備をすることにもなります。またゼミ大会を運営するゼミナール連合会の学生たちも、様々な調整や準備のため、寝る間も惜しみ大会の準備をして、見事に今年も大会を成功させてくれました。

 

大会をやる側も参加する側も教員も正直しんどい大会となりますが、ここでしか得られない様々な経験があります。このゼミナール対抗発表大会は2004年から開催され、すでに10年以上続く大会となりましたが、来年もこれまで通り、苦労あり、笑いあり、涙ありの大会になるかと思いますので、また学生と一緒に頑張っていきたいと思います。

 

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