2015.08.08

Category:経済学科

経済学科 教授 後藤光蔵

他大学のゼミと一緒に農作業

どんな分野でも本から学ぶことは大切ですが、同時に現場に行って体験したり話を聞いたりして学ぶこともまた重要です。農業は地域的にも経営的にも多様なので、現実性をもって農業について考えるには現場を知ることがとても重要になります。しかし、生産の現場を知る学生さんは次第に少なくなってきました。合宿や自治体等の提供する機会を活用して農業に触れ農家の方々からいろいろお話を聞くようにしてきましたが、最近はもう少し系統的に関わりをもてるよう以下のような取り組みも行なっています。

 

大学のインターンシップに関わっているNPO法人「農の未来ネット」(現在私が理事長をしています)が農家と一緒に米づくりをしているさいたま市内の水田で、田植や稲刈りの体験を4年ほど前から始めました。圃場が遠いために田植えと稲刈りが中心ですが、熱心に通う学生さんもいます。稲刈りには留学生が参加したこともあります。

 

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昨年からは東久留米駅に近い野菜農家に受け入れてもらい、種蒔きから収穫まで一連の野菜の農作業を継続的に体験できるようになりました。この取り組みは、私のゼミだけでなく、社会学部の安藤先生のゼミ、立正大学と立教大学の私の友人のゼミにも呼びかけ一緒に行なっています。少しずつ体制も整い、3大学の学生さんたちが話し合いをもって運営しています。現在は第2土曜日と第4日曜日の月2回、午後、可能な人が参加し、農作業の後、農家の方々や他大学の学生さんたちと交流しています。

 

また、NPO法人「農の未来ネット」の仲介で、夏休みと冬休みにインターンシップの受入農家でもう少し本格的に農業体験が出来る機会も、ゼミを超えて学生さんたちに提供しています。今年の2月は武蔵大学からゼミ生を含め6人の参加がありました。長い人では2週間体験してきた学生さんもいました。

 

大学のキャリア支援センターの協力を得て、このプログラムの説明会を学内で行なっています。夏の体験プログラムの説明会には、私たちの予想を超える多くの学生さんたちが参加してくれました。今年の夏の参加希望者は、立正大学からの申し込みもあり、受け入れ側のキャパシティを超えそうです。

 

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若い人たちの農業に対するイメージも変わってきているのかもしれません。

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