2014.11.26

Category:経営学科

経営学科 准教授 山﨑秀雄

イノベーティブな人になろう

山﨑ゼミのテーマは「イノベーション」です。「技術革新」という意味で使われることが多いのですが、山﨑ゼミで新技術の開発はやっていません(というか、できません)。

 

P&Gという米国の優良企業では、イノベーションを「クリエイティブ(創造的)な問題解決法」と捉えることがあるそうです。なるほど新技術の開発がなくても、人々が知恵を絞り、今までにない発想やアイディアで社会が直面する問題を解決できれば、その問題解決法は重要なイノベーションといえるでしょう。ここにイノベーションの本質があり、多くの企業がそれを推進できるイノベーティブな人材を求めています。

 

というわけで山﨑ゼミの1つの目的は、イノベーションを推進する力、つまり新たな発想やアイディアで問題解決を図る力を身につけることにあります。そのための特別企画として、これまでに2名のゲスト講師の先生をお招きしました。

 

お一人目は株式会社エレクセ・パートナーズ代表取締役で、リーダーシップ開発のスペシャリストである永禮(ながれ)弘之先生です。永禮先生には企業の研修等でも使われる「砂漠サバイバルゲーム」(砂漠に飛行機が不時着したという想定で、チーム全員が生き残る方法を考えるゲーム)を行っていただきました。もうお一方は、共立女子大学非常勤講師で管理栄養士の稲葉洋美先生です。稲葉先生には現代の若者の健康問題についてレクチャーいただいたうえで、「過剰に“やせ願望”をもつ女性に対してどのような取り組みが有効か」という問題提起をしていただきました。

 

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2つはまったく異分野のテーマですが、ゼミ員たちが今までに直面したことのない問題の解決に挑むという点では共通しています。ゼミ員たちはいずれに対しても主体的に考え、互いに意見を出し合い、かつ経営学の知識を随所に活かしながら、とても斬新で有効な問題解決法を提示してくれました。

 

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ちなみに、普段のゼミ活動はもう少し地味です(笑)。先日のゼミではクロフォード&マシューズのファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略について議論しました。マーケティングや競争戦略にかかわる比較的新しい枠組みの1つです。

 

大きな跳躍のためには地道な基礎体力作りが欠かせないのです。

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